前回の記事 に続き
ヒースロー空港BA専用
ターミナル5の話を。
何がすごいって
新ターミナルの売りが
「最新鋭技術を使った
手荷物処理システム」であったのに
まさにそのシステムが
開業初日に不調をきたし
ヒースロー空港の歴史に残る
大混乱を引き起こしたというこの事実。
面目丸つぶれという言葉が
これほど似合う事態もめずらしい。
しかし英国の紳士淑女の方々にとっては
「公共交通の遅延・欠航・麻痺」なんて
ごくごく日常茶飯事(本当です)、
別に本気で怒っている人も少ないでしょ、
と私などは思っておりましたが、
話によるとけっこう皆様怒り心頭であるらしい。
それはなぜかと尋ねたら
「問題発生後のBAの対応がひどすぎるから」。
BBCの記事によりますと(こちら 参照)、
ターミナル5オープン初日、
この日は結局計34便が
欠航の憂き目にあったわけですが、
乗るべき飛行機が突然キャンセルされ
不意打ちの足止めをくらい
空港周辺での宿泊を余儀なくされて
呆然とするお客たちに対しBAったら
「お客様ふたり一組で
ホテルのお部屋一室を
シェアしていただきまして。
で、その場合には補償金として
100ポンド(約2万円)を
支払わせていただきます」
私の英語力が確かならば
これは「一部屋あたり
100ポンドの補償金」
という話でございます。
つまり一人あたりの補償金は
50ポンドということで。
ちなみにこの日の
ヒースロー空港周辺ホテルの
ダブルルームの室料は平均で250ポンド。
どう考えても計算があわない。
そもそも一人旅のお客は
どうしろっていう話なのでしょうか。
なお余談となりますが
ヒースロー空港周辺ホテルの宿泊料は
普段はこれほど高くはないらしい。
なんと申しますか・・・
いきなりの需要高騰を受けてホテル側も
人の弱みにつけこんだわけですね。
まさに美しい国・英国!
そりゃ今回の事態が
「国家的赤っ恥」
とか報道されるのも納得です。