祖父(東京在住、93歳)の昨日の発言

現地でかなりの波紋を広げているようで、

祖父が政治家だったらきっと今頃

発言の訂正・議事録からの削除、

もしくは本人の辞任を求め

街頭で署名運動でも始まりそうな勢いらしいです。


ちょっと誇張しました、すみません。


まあとりあえずですね、昨日の電話の際に

祖父の受話器を支えてくださっていた

(つまり電話の内容を横で聞いていた)

ヘルパーさんがあとから祖父に

意見をしてくれたのは事実なのです。


「僭越ですが、

食べ物ですとか妊娠・出産ですとか、

そういうNorizoさんの努力次第で

どうにかなるものでもないことを

『うらやましいか』とかおっしゃるのは

いくらお身内とはいえどうかと思います」

みたいなことを言ってくれたらしい。


ヘルパーさんはいい人なんです。


・・・いや、本当にいい人ですよね。

これってなかなか口に出来ないことだよ!

ヘルパーさん、どうもありがとう。


で、このお説教を拝聴したあとの祖父の反応。

「あれだな、俺とNorizoのことが

お前はよくわかっていないな。

Norizoはな、

俺にこういうことを言われて

からかわれるのが嬉しいんだよ」


・・・祖父よ・・・


いや、その認識は間違っていませんけどね。

私の愛を信じてくださって

それはそれで嬉しゅうございますけどね。

それってあんまり

人聞きがよろしくないのでは、と・・・

というか状況的にそのコメントは

「火に油」なのではないか、と・・・


祖父の勝ち誇った顔に

怒り心頭のヘルパーさん、母に直訴。

そして母から私に

「貴方もしかして傷ついていたりする?」

と愛の確認電話が

今朝方かかってきたのでした。


だから別に

祖父に言われるぶんにはいいんですって!

私は結構身贔屓をするほうですから!

他の人にあんなことを言われたら

刑事事件に発展しない程度の

報復行動に出るとは思いますけど。


まあそんなこんなで、私としては逆に

私への好意ゆえにヘルパーさんが

祖父に対してわだかまりを抱いてしまっては

申し訳ないなあと不安だったのですけれども、

さきほど一気に不安解消。


巨人軍、セ・リーグ優勝おめでとう。


いや、祖父もいい加減

筋金入りの読売ファンなんですが、

ヘルパーさんたらそれに輪をかけた

ジャイアンツ・愛の持ち主なんです。


彼女はすごいですよ。

巨人が逆転されると

本気で断末魔の悲鳴をあげるんです。

これは誇張でなしに。

初めてアレを聞いたとき、

私は冗談抜きに

近所で殺人事件が発生したかと思いました。


逆に祖父は

巨人の敗色が濃厚になると

どんどん無口になり

静かな怒気を発していくタイプ。


このふたりが一緒に野球を観ていて

ジャイアンツが負けた場合の

部屋の雰囲気を一言で表すなら

「葬儀・告別式会場」。

里帰りをしたときなど

私も応援に混ざったりするわけですが、

巨人が試合を落としたときは挨拶は黙礼が基本。

そしてそのまま速やかに退室。

あの空気は洒落にならないものがありました・・・


と、いうわけで、

昨日今日と祖父の周辺には

色々と波風も立ちかねない状況だったわけですが、

原監督よ、ありがとう。

負け武者顔とか言ってすまなかった!

この状況ではどう考えたって

祖父もヘルパーさんも多幸感に満ち溢れているはず。

ふたりの間に存在したかもしれないすべての問題は

優勝決定の瞬間即座に水に流されたはずであると

私は現在確信しているのでした。