2006年3月26日午前6時をもって

スコットランドでは

「公共の場」での喫煙が実質的に全面禁止されました。

レストランやパブ、

ショッピングセンター、オフィスはもちろん

駅・空港なども「公共の場」となります。

これらの場所には

「喫煙席」「喫煙所」さえ存在しない

とにかく施設内での喫煙は禁止。

パブを全面禁煙にすることについては

「我々の文化の否定だ」

という反対の声まで出たそうです。

「タバコの煙もうもうたるパブで

ビールを飲みながら談笑、

これが我等の伝統ではないか」

パブの経営者側は、禁煙法により

客足に影響が出ることを恐れたらしいですが、

結局それほど売り上げへの悪影響はなかった模様。

この間地元紙に経営者たちのコメントが出ていました。

実際、私が足を運ぶどこのパブも

以前と盛況ぶりは変わらない様子。

そして

禁煙法施行後の

新たなるパブの名物となったのが、

パブの前に立つ震える喫煙者

喫煙者がパブでお酒を飲んでいて

どうしてもタバコがすいたくなった場合は

外で吸うしか道はない。

たいていの場合、パブの中は暖かく

自分たちもアルコールが入っているので

そこまで気がまわらないのか

薄着のまま外に出てきてタバコに火をつけ、

半分も吸ったあたりで

寒さに震え始めている模様。

先日、とあるパブを出たところ、

ジーパンにTシャツ1枚の軽装で

歯をガチガチ鳴らしながら

タバコを吸う髭面紳士と目が合いました。

ちなみに私はジャケット・マフラー・手袋・帽子着用です。

「寒くないですか」

「寒いよ。でもタバコは中では吸えないから」

「禁煙法でもって大変なことになってますね」

「うん、でもパブが禁煙ってのはいいことだ」

貴方が言うか。

丸の内OL時代(記述に多少嘘あり)は

路上喫煙者を侮蔑の眼で見ていた私ですが、

こちらでは非喫煙者が非常に優遇されているためか、

彼らを見ても慈愛に満ちた笑顔が浮かんでしまいます。

それにしても

完全禁煙の「公共の場」って過ごしやすいです。

あの臭気がないのが素晴らしい。

きれいな空気って本当にいいものですね。

それではまたお会いしましょう

(これが水野晴郎氏の口真似だと

もはや理解できぬ世代が台頭しているのだろうなあ)。