勝手に好かれて勝手に嫌われる世界。
私の仕事は勝手に好かれて、
勝手に嫌われる世界です。
わたしの悪いところは
勝手に好かれて期待することと、
勝手に嫌われて絶望することです。
好かれても嫌われても
なんとも思わないでいるって
それが一番なことはわかっているけれど
人間を捨てたようで嫌になる。
と、言いつつ、捨てられない自分が
歯切れ悪くて嫌いになる。
わかってるの。
好かれる理由も、嫌われる理由も、
わたしにとっては無意味なこと。
人の温もりも、人の冷たさも
知ってきたつもりでいるから
選べたらいいのになって思うのに
そんなに都合よくはいかない。
それでも都合良くいくと思えた若い頃に戻れたら
もう少し活力が湧いてくるのになって思うのに
そんな宇宙の真理を理論的に熱弁してくれたのは
若い頃の自分しかいないことにまた絶望するよね。
仕方ないけれど、良いことも悪いこともあるのが事実。
だけど、
生きることがめんどくさいと思うことがある反面、
生きることは楽しいと思えるのも事実。
あーこれを死ぬまで続けて
いかなきゃいけないんだなあと思ったら、
七転び八起き、最期は起きて死にたいね。
吉野さやか
