補助犬にコロナを感染させない | 佐藤貴紀のペットなんでも相談室

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獣医師の佐藤貴紀の公式ブログです

日本補助犬協会が新型コロナウイルスのことで

HPに記載しています。

 

補助犬がいないと動けない人もいます。

盲導犬も同じです。

以下、抜粋させていただきます。

 

 

 

新型コロナウイルスの犬への感染に関して

 2月下旬に香港から、犬に新型コロナウイルスの微弱な陽性反応が検出され、60代女性から、新型コロナウィルスが飼い犬であるポメラニアンに感染したことが考えられたとのことが報じられました。
 本当に犬に人の新型コロナウイルスが感染するのか、研究を進めていく必要があるのですが、可能性があることはわかりました。
 以上の報告を受け、補助犬に関してはどのような対応をしたらいいのでしょうか?

 

 

1.補助犬ユーザーが感染してしまった場合
 これまでの報告によると、犬に感染があったとしても低レベルで犬に症状は出ていないようです。しかし、生きたウイルスが犬に一定期間存在はするようです。ただし、犬に感染しても幸いにも犬が健康を害することはないようです。自然に感染はなくなるものと考えられます。動物病院に来院されても検査の体制が整っていませんし、症状がなければ動物病院でできることもありませんので、ご自宅でお世話をしながら様子を見てください。もし体調不良を起こしました場合には、前もって動物病院にご連絡し、事情をお知らせしたうえで獣医師の指示に従ってください。

 

2.感染したユーザーが入院する場合、あるいは補助犬を感染したユーザーから隔離することになった場合
 現在のところ犬から人に感染するような報告は出ていません。ただし、補助犬を預ける際には、感染リスクの高い方(高齢者、高血圧、糖尿病、抗ガン治療中の方など)を、預かり先には指定しないように注意してください。補助犬に装着する道具や補助犬と一緒にもっていくお皿などにウィルスが付着している可能性があります。洗濯や消毒に関しましては以下をご参考になさったうえで、消毒の後、預かり先にお持ちください。

 

3.自分の補助犬が感染したのではないかと心配な場合
 ペットからペットへの感染は報告されていませんので、ご自身が感染者でない限り心配する必要はないと思います。ご心配な場合は、人ごみに連れて行かないなど感染のリスクを減らすようにしましょう。外出の後はお洋服や器具は消毒すると安心です。また体も普通の方法でよいので、ふいてあげましょう。

 

4.飲食店などのお店で補助犬から新型コロナウイルスを店内に持ち込むことはないか?
 犬から人への感染は報告されていません。また、ユーザーの方が感染者でない限り、補助犬がウイルスを多くつけていることはありません。通常通りにお店に入れても問題ありません。今まで通りの対応で問題ありません。