今はニュースなどであまりなくなりましたが…
以前「犬屋敷」を取材した事があります。
ものすごい臭いと…
散乱し、吠えまくる犬たち。
わんちゃんと言うよりは…
野生化していて、人間を鋭い目つきで睨む
獲物をねらうかのような目つきで見るその姿は…
「犬」と言うか「オオカミ」でした。
糞は散乱。
でもきちんとご飯はあげていました。
ある意味虐待と思われる方もいるとおもいますが…
元々は、捨てられていた子たちをひきとりはじめ
「ここなら引き取ってくれる」と知った飼い主たちが
保健所ではなく、このお宅にあずけ、5頭が50頭
以上までの飼育になったと言う。
予防接種はしていませんし、あきらかに病気の子も
いました。避妊。去勢もしていないので、子供も産まれて
いましたし、増える一方。
結局、保健所が入り指導にあたりました。
保健所で引き取る事が拒否。
ようやく、愛護団体がひきとっる事で、わんちゃんたちを
手放す事を承知したと、言います。
ただ、この方の最後の言葉が忘れられません。
「犬の命を大切にしない奴が指導をうけずに、飼育している
ものが何故指導にあたるのか!!
命を葬るものが悪いのではないか…。
私は、犬の命を守りたかっただけなのに…。」
確かに、捨てる人が悪い。
この人は1頭も処分していません。
ただ、飼育方法にものすごい問題があり、病気で亡くなったら
同じ意味を持ちます。
とはいうものの…「命を守りたい」と言う気持ちはくんであげないと
ならないのかもしれないと思った取材でした。
このあとも、この方に持ち込む飼い主は多く…
引き取った、愛護団体が指導にあたり現在も
何頭か引き取っているらしいですが…
きちんと衛生面や避妊、去勢もして育てているそうです。
「命を捨てるものが罰をあたえられないのはおかしい」
この言葉は今でも私の耳に残っています。
永遠のテーマです。