殺処分と言うと「犬」「猫」だけの問題だと思いがちですが…
実はちがいます。
最近、各地でワニガメとカミツキガメが相次いで発見されて問題になっています。
これらは、ペットとして飼育されていたが、何らかの理由により
川に捨てて行ったものと思われます。
ワニガメは水族館に引き取られ、新たな生活を送る事ができます。
しかし、カミツキガメは、ほとんどが殺処分されているそうです。
何故、ワニガメは引き取られて、カミツキガメは殺処分の運命を
たどるのでしょうか?
それは、適用される法律は異なるからです。
ワニガメは2006年6月に改正施行された「動物愛護管理法」で
人に危害を加える可能性がある「特定動物」に指定されています。
飼育には都道府県知事の許可が必要。
それに対して、カミツキガメは、外来生物が日本に上陸して生態系に影響を及ぼすことを防ぐ
「外来生物法」で2005年6月に「特定外来生物」に指定されています。
原則として輸入、飼育、販売などが禁止され、特定外来生物に指定される前から飼っているなどの事情がある場合でも飼育には環境相の許可が必要となります。
つまり、カミツキカメは、2005年の「特定外来生物」に指定される前に飼育されていた
場合のみ、環境省の許可をもらえば飼育できますが、その後のものは飼育する事はできないことに
なります。
よって、水族館またはNPO法人に引き取られてきたのに対して、
カミツキガメは、ほとんどが環境省に引き渡され、冷凍し、冬眠状態にして、殺処分される
そうです。
殺処分の問題は、犬や猫だけではないんです。
お話ができない動物たちを、飼えなくなったから捨てると言う行為
も犬や猫だけの問題ではありません。
最近では、縁日で売られているミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)なども全国で捨てられています。
飼い主は責任を持って最後まで飼育してほしいと思います。
「命」なんですから…。