わんちゃん、ねこちゃんの「輸血」について… | 佐藤貴紀のペットなんでも相談室

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先日、ゴールデンを飼われている人が「輸血犬になって欲しい」と
知り合いの獣医さんに、言われたらしく「犬や猫にも血液型って
あるのかな?」と言う話をしていました。

わんちゃんやねこちゃんにも人間のように「血液型」は
あるそうです。
それぞれ、血液型と言うか正確には「赤血球型」と言うのがあるらしいもですが、輸血する場合には合う合わないがあると言います。

ただ、人間のように「A型」「O型」と言う言い方はしません。
わんちゃんの血液型には1システムとDシステムというのがあるそうです。輸血できる、出来ない組み合わせが人間のように
あるそうです。

反対に、ねこちゃんの場合には、人間のような血液型でよばれている
そうです。
ただし、A型、B型、AB型の3つだけしかありません。
人間にはある、O型はないそうです。
理由はわかりませんが…。
もちろん、輸血可能な組み合わせは、
ねこちゃんの場合にもあります。

一番多い血液型は、わんちゃんは日本犬の場合は「D1型」。
欧米産系のわんちゃんは「D2型」。
ねこちゃん場合には「A型」が多いと言われています。

多い少ないと言うリサーチをした上で、各動物病院で輸血用の血液
を冷凍保存などしているそうです。
人間のように、輸血用の血液を集めて、保存してくれるセンター
がないので、各病院での確保は大変だとお聞きしました。
(していない病院も多いそうです)

輸血はしない事にこした事はないですが、いざと言う場合に
命を救う大切な処置の1つ。
動物の世界でも、センターができるといいですね。