個体販売が「殺処分」の数を本当に増やしているのでしょうか? | 佐藤貴紀のペットなんでも相談室

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先日、ある有名な愛護団体様のイベントに呼ばれて参加させて
頂きました。

動物の命を守りたいと言う気持ちは、みなさん同じです。
やり方もそれぞれでいいと思います。
ただ1つ。
いつも、団体さんのイベントに行かせてもらうと疑問に思い悩む
事があります。
「ペットショップ」の問題です。

個体販売は良くない。
産まない。
売らない…。

と言う事を必ず言います。
本当にそれだけでしょうか?
確かに、ずさんで無計画に行われているところもあると思います。
でも、大手の個体販売の企業さんの中では、今までの事を反省し
計画的に、衛生的的に取り組んでいるところも出てきています。
「中を見せて欲しい」と言うと見せてもらえるほどのオープンな
環境になりつつあります。

そうした取り組みを行う企業も「NO!!」と言っていいのか?
すごく悩みます。

売れ残った子は「殺処分」。
と言う団体さんもいますが、現場では自分で引き取ったり…
里親さんを探したりしている企業さんもいます。

そんな努力をしている企業さんまでもがひとくくりに「悪徳」と
いっていいのか?
悩みます。
確かに今でも最悪な環境で、暮らし、産ませている事実もあります。

ただ…「人間」がしている事。
人間の指導つまり…考え方の正しい知識を持たせる事の指導から
しないとならない気がしています。

「反対!!」「反対!」
ではなく…どうしたらこのような事実がなくなるのか?
人間の意識改革のような気がしています。

でも…「反対」と声に出す団体さんたちがいなかったら
こうした意見もうまれないとおもいます。
声をあげてくださる、団体さんに感謝します。
声にだして、発言する事はすごく良い事だと思います。
誰かがしないと、かわりませんから。

だからこそ、根本的な対策を想いが同じ人達と動いていけたら
1人ではできない事も出来る。
そう思いませんか?