12/4から公開されてもう15週目突入という
ロングランヒット作
映画『ミセス・ノイズィ』
天野千尋監督によるオリジナル脚本なのですが
これが口コミでたちまち話題になり
名だたる著名人がテレビやラジオで紹介するという
現象が巻き起こっております。
何故にここまで話題になっているのか?
ひとつは
身近な問題であり、自分も時々、遭遇する人間関係のトラブルだから。
ふたつめは
いっけん、被害者と思われる出来事も
立場が違えば、加害者になり
物事をじっくり観察することで
実は両者それぞれの理由や知らなかった事実が見えてくる
というニュースやSNSを鵜呑みにしてはいけないという
警告的映画なのです。
https://mrsnoisy-movie.com/
実はこの映画から人間が何故
人間関係に苦しみ、トラブルが起きてしまうのか
交流分析で紐解くことが出来ます。
「交流分析」とは
精神科医エリック・バーンが生み出した心理学であり
人は、大まかに三層構造で組み合わさって
自我状態がそれぞれ形成されているという分析です。
簡単に説明すると
P=ペアレント(親のような厳しさや包容力、需要的な優しさ)
A=アダルト(大人のような成熟した物事を客観的に見る冷静さ)
C=チャイルド(子供のような無邪気さ、自由な感情、反抗心)
さらにこれらが細かくなり
5つに分類されます。
CP(ルールや秩序を重んじる)支配的な親の気持ち
NP(需要的で人を援助する)養育的な親の気持ち
A(大人)冷静に客観的に物事を見る
FC(自由な子供)思い通りに行動する
AC(順応な子供)他者からの言いつけに従う、時に反抗
簡単に説明しましたが、これらが組み合わさり人の心を形成し
他者との付き合いの中でトラブルを起こしたりもするというわけです。
で、『ミセス・ノイズィ』のメインの登場人物
篠原ゆき子さん演じる主人公は
CPが強く
大高洋子さん演じる騒音おばさんは
FCの傾向が強い。
となると
「ルールに忠実で秩序を大切にする」主人公から見たら
早朝に布団叩きをする「自分の心に素直な」お隣さんは
デリカシーがないということになり
トラブルが巻き起こります。
お互いA(冷静な大人の視点での対応)が足りないのが
ひとつの問題点。
けれど、心にゆとりが無ければ
なかなか物事を客観的に考えられないものです。
簡単な交流分析紹介でしたが
けっこう面白い心理学ですよ。
そして『ミセス・ノイズィ』
今話題のclubhouseで
3/8月曜日、夜22時から天野千尋監督と
主演の篠原ゆき子さんと語らう
質問コーナー付きルームをオープンします。
是非、聴きに、質問しに、来てくださいませ。


