晴れた青空の今日は
初めてのスピーチをさせて頂きました。
ブログを読んで頂いている方は
ご存知の通り
笑って、泣いて、はしゃいで
毎日をめいっぱい楽しむ私。
そんな様子を毎日ブログに書き留めて3年半。
アホでおバカな日常生活も
私にとって奇跡のような毎日。
毎晩眠れて、毎朝気持ち良く目が覚めて
ごはんが美味しくて
気持ちぃ空も、空気も、大地も感じられて
そんな何気ない毎日がとてつもなく幸せです。
2003年10月、24歳の時
突然呼吸が出来なくなりました。
何度も救急車で運ばれ
原因が分からず1ヶ月。
平衡感覚がなくなるほどのめまい。
不定期に起こる呼吸困難の発作
死へのとてつもない恐怖
心臓が飛び出るんじゃないかというほどの動悸
不眠症
嘔吐
現実味のない宙に浮いているような感覚
いつも体が強張っていて強烈な肩こり
日に日に発作の回数も増えていき
絶対に余命が短い大病を患ってしまったと思いました。
5件ほど病院を回ってやっと出た診断結果が
聞いたこともない病名『パニック障害』
脳の腫瘍でも、心臓発作でもなんでもなく
精神的な病気。
病気へ対する処置は精神安定剤のみ。。。
ストレス、不規則な生活、暴飲暴食、、、
思い当たる要因はいろいろありましたが
何で私だけ・・・
いつ発作が起きるのか
いつ眠れるのかも分からず
予定も立てられない、将来の夢も見れない
絶望感。
やりたいことがやれないもどかしさ、悔しさ
家族にさえ理解してもらえない
孤独感。
傍から見れば、外傷もなければ体に異常もないので
ただのダメ人間、怠け者、社会不適合者という視線が
更に私を追い込みました。
しょうがない。
自分の身に降りかかる前は
私もそんな人のことを理解できなかった。
1日に何度も訪れる発作。
あまりの窒息感に
このまま死んでしまうのではないかと怯え
気が狂うほどの恐怖。
あまりの苦しさに耐えきれず、
泣きわめき
地面をのたうちまわったり
水を頭からかぶったり
暴れたり・・・
一晩中朝まで便器の前で吐き続けたことも。
吐く物もなくなり
水を飲んでは吐くの繰り返し。
人前で発作が起きても
周りに助けを求めるのが怖い。
気持ち悪いって思われちゃう
面倒くさいとか
そんなの絶対に嫌だ。
だから余計に孤独な戦いになっていき
一人で抱えて辛くなる。
誰も分かってくれない、
こんなに辛いのに
一人ぼっち。
そういう人が周りに居た時に絶対に言わないで欲しい
「気の持ちよう」
一番元気になりたいと思っているのは自分なのに・・・
薬をむやみやたらに非難しないで
一番やめたいと思っているのは自分。
でも手放すと体が辛いから手放せないの分かって欲しい。
お前が悪いと責めないで欲しい。
気が小さいのも、消極的なのも、人見知りなのも
本当はそんな自分を一番変えたいのは自分なのに。
辛いと口に出すのは弱音じゃなくて、
一人じゃ抱えきれないほどの辛さが溢れてしまったから。
「また?カンベンしてよ」なんて言わないで。
誰にでも言える言葉じゃないから、あなたにだから言えたのに。
そういう人が周りにいた時にこんな風に接して欲しい
「無理しないでマイペースに」というプレッシャーのない言葉。
自分の中では既に頑張りすぎるほど頑張っているから。
「辛い時はいつでも連絡してね」っていう心の拠り所。
いざという時電話できるというのは心の大きな支え
(携帯のメモリを検索しておいて
いつでもcallボタンを押したら繋がるように準備万端。
その画面を見つめながら便器で吐き続けました。
いざとなったら電話すれば大丈夫。大丈夫。
この番号にかけたら大丈夫だから怖くない。
本当にかけることはなくても。)
とにかく理解しようとしてくれるその姿勢だけで
それだけでどれだけ心強いか。。。
発作の時、一緒に慌てないでね。
相手のその姿を見てもっと怖くなってしまうから。
間違っても怒らないでね。
完治できたのは、
一生付き合っていかなければいけないと思っていた
この症状から復活できたのは
やりたいを諦めたくない!という思いのみ。
仕事がしたかった、恋愛したい人ができた
人に会いたい、笑いたい、楽しみたい
何気ないささやかな楽しみを
諦めたくありませんでした。
もう一度元気な体に戻りたい!
もういいやって思ってしまったら
絶対にそこでお終い。
やりたいという強い思いが
私を行動に移し、
パニック障害は絶対に治るという情報
病院、先生探し
運命の先生に巡り会い、
二人三脚で5年間服用し続けた薬を
徐々に断って行きました。
少しづつ少しづつ、焦らず一歩一歩。
同時に体に自信を付けるべく、
規則正しい健康的な生活
(日光を浴び、早寝早起き、適度な運動)
なるべくヘルシーな食生活
(砂糖を摂らない、野菜中心、オーガニック)
自然芳香療法
(アロマテラピー)
体にとって当たり前の優しいことをしてあげて。
2009年秋
薬を完全に断ち完治。
現在は、
ショップを運営したり
主婦したり
旅行に出かけたり
たまには夜遊びしたり
新しいことへ挑戦してみたり
トライアスロンに出場してみたり
とことんアクティブな私。
あんなに辛かった日々が嘘のような毎日。
でもこれは現実なんです。
今現在精神疾患で体が思いどうりにいかないという
昔の私と同じ思いをしている人にも
私がこんな元気にパワフルに生活していることで
絶対に治るし、元に戻れる日が来るって信じてほしいなって思います。
私の何気ない日常が
誰かに希望を与えられたらという思いも込めて
毎日ブログで日記を綴っています。
長い間苦しんだけど、
生きていることの素晴らしさ
健康以上の幸せはないって思えたのも
毎日元気に過ごせることに感動できるようになったのも
パニック障害のおかげだと思っています。
そして、特殊な悩みを打ち明けてもらえるようになったのも
頼ってもらえるようになったのも
私が実際に経験したからこそです。
増え続ける精神疾患系の病気
周りの人の理解の大切さ
絶対に治る病気だけど、
一人じゃ治りにくい病気。
完治に時間がかかる病気だけど
周りの人の支え次第では短縮できるもの。
いざという時頼れる人がもっと増えてくれますように。
向き合ってくれる人がもっと増えてくれますように。
そんな願いを込めて
今日はスピーチさせて頂きました。
たどたどしいスピーチだったと思いますが、
初めましてだった皆さん
最後まで聞いて下さってありがとうございました。
私の経験が誰かの何かの役に立てたら
あの辛かった時間は無駄ではなかったのかなと思います。
