サンデー毎日「政経外科」07年5月20日号
サンデー毎日の佐高信さんの人気連載。政経外科、もちろん整形外科をもじったものでしょう。このコラムのこともこのブログで話題にしていきたいと思います。
サンデー毎日「政経外科」
そのテーマは城山三郎のつまみ食いが続いているというものです。
4月18日の朝日新聞経済欄は城山三郎の追悼特集をしていたがそこに出ていたのは内橋克人以外は城山の主張にそむく経済人ばかり、平岩外四、牛尾治朗、出井伸之、江上剛は竹中路線に賛成してきた人物ばかりであり、内橋にすれば軍人達に交じって東京裁判の被告に並ばされた文人の広田弘毅の心境ではないだろうか?朝日新聞の経済部は城山の行動を理解せずに竹中やその仲間の木村剛、そして彼らのエピゴーネンに過ぎない江上を筆者として起用
日本振興銀行の社外取締役の江上は城山が最も嫌ったタイプである。作家がそんなことをやる、そんなことをやっている人間が作家を名乗ることを城山は想像できなかった。江上の二股、いや二足のわらじを知ったら論外だとはき捨てるだろう。日銀からの圧力を受けながら「小説日本銀行」を書いた城山は福井俊彦日銀総裁の村上ファンドのスキャンダルを話題にした途端に横を向いた。
経団連元会長の平岩、経済同友会元会長の牛尾治朗、「作家」の江上が三人とも城山三郎の代表作として「粗にして野だが卑ではない」を代表作としているが、この小説は元国鉄総裁の石田禮助を主人公とする、石田は勲章を拒否したが城山三郎はそのことに価値をおいている。朝日新聞経済部はそのことを知った上で彼らを取材したのか?
平岩は勲章を受けているし、牛尾も江上も勲章を拒否しないであろう。そして牛尾にはリクルートのスキャンダルの過去がある。
石田の若き日に三井物産の先輩の山本条太郎から「大臣になろうと思う、君の意見は?」と聞かれた石田は「およしなさい、あなたの眉間にはシーメンスの傷がある。日本人はきわめて潔白」と答えたという。
この元になった朝日新聞の4月18日の記事は「日暮れて道遠し」さんにあります。
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/304fadd9c88a59f2c5b10e20be79cc61
ここには、江上剛さんと出井さんは出てこないのですが、元記事を調べてみましたら、平岩さん、出井さん、江上さん、牛尾さんにベストの城山作品を挙げてもらうというコーナーが別にありました。
佐高さんの思いに反するようですが、城山三郎さんと江上剛さんはゴルフの付き合いがあったそうです。
こんなに佐高さんは江上さんのことをぼろくそに言っているわけですが、実は以前はそうではなかった。江上さんは1997年、当時の第一勧業銀行の広報部次長としてDKBの総会屋への利益供与が問題になったときにその非常事態を切り抜けていったことが高杉良さんの「金融腐蝕列島・呪縛」になり、それは役所広司、椎名桔平らの出演で映画化されました。その中には佐高信さんも「辛口評論家」役で出演していたのです。
江上さんは合併後のみずほ銀行築地支店長を最後に、作家に転進されましたがそれからしばらくは佐高さんも好意的に江上さんの小説を評価していました。
それが突然「胡散臭い人物」と酷評するようになったのは、佐高さんの記事にもあるように木村剛さんの日本振興銀行に監査役として入社してからです。
このときは高杉良さんも「江上!貴様は外資の犬だ!」とまで言ったそうです。
日本振興銀行については小泉内閣時に銀行として認可されたのですが、その当時の金融庁長官らとの関係や身内への不正融資があったのではないかという疑惑が週刊東洋経済や、朝日新聞などが記事にしたことがありました。
詳しくは森永卓郎教授のブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/moritaku_goo/e/16c0cd76589a5d111342d48d3ae39160
江上さんはブログを持っています。こういう批判に対しては黙殺せず、真摯に自身の監査役としての所見を説明すべきではないかと思います。佐高さんに言いっぱなしにさせないためにも。江上さん降りかかる火の粉は自分で払ってください!
木村さんも!
佐高さんもこういうことを言うのなら、自身が出演しておられたクローズアップ現代はどうなのか?同じように内橋克人、牛尾治朗、江上剛、そして中曽根康弘氏の側近、浅利慶太氏が出演しました。どうしてNHKは批判しないのか!当ブログは佐高さんにも容赦はしません。
こちらのブログは森永さんを批判的に書いておられます。
森永卓郎を中心に評論家達の嘘を暴く
http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/53801927.html

