二日目のメモ

 

①

InDesignツールの基礎とパンフレット制作に関する包括的な授業である。

主要な講師として、印刷の基礎知識から実際のInDesignでの作業まで幅広く解説した。

課題については、A5サイズ縦または横、左とじ、

両面カラー、8ページ以上のパンフレット制作を指示した。
提出データは2点(デザインデータとPDFデータ)で、

画像は自分で撮影するかフリー素材を利用することとした。

評価基準として、統一性、デザイン性、段落スタイルや文字スタイルの使用、

レイヤー管理、ページ番号設定、Adobeフォント使用、プロセスカラー使用、親ページ作成、

リンク管理、PDFのCMYKカラー使用などが挙げられた。

紙の基礎知識では、紙の寸法(ISO 216国際規格のA版とB版)、

紙の厚さと重さ(連量による表示)、用途別の推奨重量

(チラシ55-135キロ、ポストカード150-220キロ、名刺180-220キロなど)について詳しく説明した。

また、紙の目(縦目と横目)の概念と、その印刷への影響についても解説した。

印刷工程については、CMYKによる4色印刷、網点(AMI線)による

色表現、印刷順序(YMCK順)の理由を説明した。

印刷線数についても、一般雑誌175線、新聞80線、ゴミ袋45線という具体的な数値を示した。

印刷方式の比較では、オフセット印刷(版必要、納期1営業日以上、

1000部以上推奨、高品質、特色印刷可能)とオンデマンド印刷

(版不要、即日納期、1部から対応、品質劣る、特色印刷不可)の特徴を詳細に比較した。

実習では、InDesignでのページ番号(ノンブル)設定方法を段階的に指導した。

親ページの作成、文字ツールでのテキストボックス作成、

特殊文字挿入によるページ番号設定、スプレッドへの適用、

ページ番号の開始設定変更などの具体的な操作手順を説明した。

 

②

デザインソフトウェア(InDesign)の基本操作とデザイン理論について包括的に説明しました。

講義は技術的な操作説明から始まり、デザインの基本原則まで幅広くカバーしています。

話者 1は、まずドキュメント設定の変更方法について説明し、ページサイズをA4から英語サイズに変更する手順を詳しく解説しました。この際、ルールの位置が移動することを指摘し、

左下のルールはX座標0、Y座標210、右下のルールはX座標276、Y座標210に設定する必要があることを具体的に示しました。

 

ページ番号の設定についても詳細に説明し、自動ページ番号から手動設定への変更方法を指導しました。

また、右綴じから左綴じへの変更方法についても言及し、これによってスプレッドの位置が変わることを説明しました。

レイヤー機能の重要性について強調し、

オブジェクトが重なって見えなくなる問題を防ぐためのレイヤー管理方法を説明しました。

動かしたくないオブジェクトにはロックをかけ、新規レイヤーを作成して作業することを推奨しました。

デザイン理論の部分では、デザインのトーン&マナーについて詳しく解説し、

ブランドやコミュニケーションの目的に合わせてデザインの雰囲気を一貫させることの重要性を説明しました。

色彩理論では、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%という配色の黄金比を紹介しました。

デザインの4原則(整列、近接、反復、対比)について具体例を交えて説明し、

視線誘導の技術(N型、Z型)やヒックの法則、フォン・レストルフ効果、画像優位性効果、

インフォグラフィックなどの心理学的デザイン手法についても詳しく解説しました。

 

③

コーポレートアイデンティティの概念、そして実践的なデザイン制作について説明されました。

横書きと縦書きの設定の違い、段落スタイルやグリッドフォーマットの重要性について言及しました。

コーポレートアイデンティティについて詳しく説明し、

企業の理念・行動・視覚表現の三つの側面から構成されることを述べました。

 

Illustratorに関しては、ベクターグラフィックソフトとしての特徴、拡大縮小しても画質が劣化しない点、

印刷からWebデザインまで幅広く対応できることが説明されました。

実習では、50センチ×50センチのドキュメント作成、

CMYK・解像度300PPIの設定、多角形ツールを使った三角形作成、

スウォッチでのカラー管理、ペンツールを使った切り抜き作業などが行われました。

文字スタイルについては、タイトル用のスタイル設定やカーニング調整の重要性が強調されました。

 

④

段落スタイルの設定、グリッドフォーマットの作成、印刷データの作成方法について詳しく説明しました。

講義では、ベースライン設定の重要性、文字組版における禁則処理の必要性、

トリムマーク(トンボ)の役割と作成方法が重点的に取り上げられました。

単位設定についてポイント制を推奨し、9ポイントではなくポイント単位を使用する理由として、

IllustratorやPhotoshopとの互換性を挙げました。段落スタイル作成時の最低限の設定として、

基本文字設定、インデントとスペース(均等配置・最終行左揃え)、

日本語文字組版(強い禁則処理)の3つを必須項目として説明しました。

印刷データ作成においては、CMYKカラーモードの使用、3ミリの塗り足しの必要性、

リンク切れの確認方法について詳しく解説されました。

レジストレーションカラー(CMYK各100%)がトンボの基準色として使用されることも説明しました。