生チョコを

病院の売店のカフェで食べながら



ふと目を上げると


青やいだ新緑の美しさに驚いた



そういえば

私が最初に訪れたのは


秋の初め、だっけ




秋めいた鬱蒼とした森も


なかなか風情があって美しかったけど



今の新緑の生命力には


神々しさすら感じる



思わず、目を奪われ


胸が高鳴る



私の子宮筋腫が終わった


子宮筋腫になって半年、


病気によって


奪われるものよりも



皆の愛のお陰で、


病気によって


与えられたものの方が

とても多かった



この病気は


母と分かり合えなかった。


分かり合えないことが分かったから

それで良い、仕方がない



診察は瞬く間に終わり


先生との別れの一抹の寂しさを

感じる暇も無かった


終わりって、結構呆気ない


病院は病気を持ってる人のものだからね





病院の循環バスが病院を出発する



葉が茂る


新緑のゲートを


バスが通る



自然と



ありがとう



ありがとう



ありがとう


っという、感謝が沸いた



この気持ち


ありがとう以外の気持ちで


表現が出来るだろうか?


ただ、ただ感謝しかない。



ありがとう


ありがとう


ありがとう



私を


大騎が居る世界に返してくれて


ありがとう




穏やかな陽の光が


透き通った葉を


キラキラと照らす



それはまるで、


昼に咲く星のようだった。




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