寒天引きとは、

絹本彩色の作業する際に

絹目を埋めて描きやすくするのが技法です。

同じように箔押し作業の際に

箔の上に絵具を直接塗ろうと思うと、はじきます。

滑らないようにする為に、出来る聞き試してみました


個人的には、

箔にドーサよりも

寒天引きの方がシャープな良い線が引け、彩色しやすいと思いました。

またドーサや明礬水は

ミョウバンが紙を酸化して痛めやすいので良い代替品と思います。


もちろん、

膠のタンパク質とミョウバンが

結合する事によって紙の目を締める作用もある、ドーサにも利点はあります。


【濃度】

私の寒天の濃度は、

水500ccに寒天1枚です。

膠と同様に一晩水で漬けておいて湯煎などにかけます。

【日持ち】

膠よりも日持ちしますが、使わない際は冷蔵庫で保存。

定着は膠ほど、強くないので注意


予め、本番で引く前に

寒天を箔の上に引いた時に、

変な膜や色味が出ない濃さである事を確認や練習してから本紙で使いましょうね


{5EA619F8-1F24-43F9-A14D-C61316BF695B}