柿渋パネルは、

防水加工されている柿渋の特性を活かした、裏打ちした作品の一時的に安置に最適なパネルです。

市販されていないものなので、

作り方を調べて画材屋さんに教えて頂きました。


1、骨しばり、という作業

パネルにベタ貼りする@1

(「漉き合わせ」という洋紙、新鳥の子紙で代用OK)


2、桑ちり紙をベタ貼り(楮紙で代用OK)@2
3、下貼り 機械漉きの石州紙で袋貼り
4、上貼り 手漉きの石州紙で袋貼り
5、4の上から機械漉きの石州紙をベタ貼り(3、4を補強する形で行う作業)
6、仕上げ 細川紙で袋貼り


7、柿渋を4~5回塗り重ね(1回塗るごとに乾かしてから作業)

 最後に天日干しで完成



補足
@1:ほねしばり【骨縛り】下貼りの工程で第1段階の貼り方。
障子と同様に骨に濃い糊をつけ紙を貼る。

骨縛り用の紙は、手漉き紙、茶チリ、桑チリなどの強い和紙。


@2:ふくろがみ【袋紙】袋貼りに使われる紙。石州半紙、桑チリ、茶チリなどの和紙をいう。


*【桑チリ紙】下貼り用の和紙の一種。

桑の皮などを漉き込んだ繊維の強い紙。

茶チリ紙より丈夫。現在では、桑の代わりに楮の外皮(黒皮)を用いる。


*ベタ張りと袋張りを繰り返していると

重なった和紙がボコボコになりやすいので
撫で刷毛でよく叩き込みながら打つこと。


【サイズについて】

本来、学校などの柿渋ボードは

襖骨(組子骨)の上に作るものですがパネルでも作る想定で書いています

今回は大きいと作業しにくいので

10号くらいのサイズで作ると◎

私は8号で作りました。


8号以上に大きな作品は

作品をパネルから剥がし裏打ちをした状態でも、水彩額は難しいと判断したためです。


手漉き和紙は私が漉いたものです。一生モノの道具になりました爆笑


補足は、展示会で見た

ふすまを作るときの知識を引用です。


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また、「襖の張り方」もご参考ください

http://fusumaharikae.seesaa.net/s/article/97159296.html