京都市は、ペットが増えすぎて適正に飼育できなくなる「多頭飼育崩壊」を未然に防ぐため、生活困窮世帯で飼われているイヌやネコに対し、無償で避妊去勢手術を行う事業を始める。
〜中略〜
新しい事業では、飼い主宅に出入りがあるヘルパーやケースワーカーら福祉分野の協力を得て、多頭飼育崩壊の危険を早期に発見する。対象は市民税・府民税の非課税世帯で、雄雌が混在する3匹以上を飼育する市民。事前に市職員が訪問して飼育状態などの聞き取りを行う。無償での避妊去勢手術が決まれば、委託事業者が引き取り、市内の動物病院や同センターでの手術を受けさせ、翌日に帰宅させる。
市は最大100匹分の手術を想定し、本年度一般会計当初予算に事業費270万円を計上している。
凄いですね、京都府
思い切ったなと思いました。
反対の声もまあまああるんじゃないかなと思います。
犬猫、それも個人所有のペットに税金投入するなとか
そもそも困窮者がペットを飼うなとか
そういう声は普段からよく聞きますから。
一理あるとは思います。
けど、実際にこうした避妊去勢をしていない複数の犬猫を飼育している貧困家庭は既に存在しているんです。
そしてこれを放っておくと多頭飼育崩壊が起きます。
犬猫はもちろん、飼い主や近隣住民まで巻き込んで地獄のような惨憺たる状況になります。
住民や犬猫のケアに、荒れ果てた住居の始末…
そうなるとコストという面ではこの施策の予算よりもっとかかるのは目に見えています。
こればかりは重大事態に陥ることを防ぐことが大事なのです。
ヘルパーやケースワーカーと連携して防いでいきたいという話はこれまでも耳にしたことはありますが、手術の無償化までは聞いたことがありません。
冒頭でも述べた通り思い切ったなと思います。
でも試してみる価値は絶対にあります。どれ程の効果が出るか見守りたいですね。
