
阿部サダヲさんと寺島しのぶさんが演じる夫婦の『物語』を軸に、松尾氏独特の視点から『愛』を描き出しています。
ともかく、面白い。
3時間に渡って、観客を「これでもか」と云うくらい攻めて来ます。
こちらは、受け止め受け止め付いて行く…そんな舞台。


松尾スズキ氏といえば、今春NHKで『ちかえもん』という、近松門左衛門を題材にしたドラマで 作・主演をしていました。
こちらが、余りにも破天荒だったので、今回の舞台を観たいと思った次第です。
連続ドラマは毎週楽しみにしていましたが、生の舞台はそれを上回るもの。
岡田将生さんの美しさは言うに及びませんが、阿部さん寺島さん、吹越満さんの演技は松尾ワールドをどんどんひっぱり、それを支える平岩紙さんら他の俳優の力も素晴らしいものです。
そして、何だか分からない謎の男を演じる松尾スズキ氏。
終演時には、ぼーっとしてしまいました。

舞台演奏が、邦楽ユニット『綾音』。
鼓や三味線の音、長唄が、不思議な世界を更に盛り上げていました。