オーガナイズ・・・最期の時をどのように過ごすのか〜もの〜 | くらしをととのえる

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広島のマスターライフオーガナイザー 井手本亜希です
元・片づけられない女、今はライフオーガナイザーです
たくさん読んだ収納の本、たくさん買った収納グッズ、
それでも片づかなかった家が片づいたのは・・・
ライフオーガナイズとの出会いでした

おはようございます。広島のライフオーガナイザー井手本亜希です。


今日でライフオーガナイザーになって1年が経ちました。


家族をはじめライフオーガナイザーの諸先輩方や同期のみんな、周囲の沢山の方に支えられて

一年後の今もライフオーガナイザーを続けることが出来ることに、心より感謝しております。


また、駆け出しのオーガナイザーの私の講座を受講してくださったり、オーガナイズサービスを依頼してくださったみなさま、本当に、本当にありがとうございます。


1年前の8月23日、ライフオーガナイザー1級の合格発表の日は、奇しくも私の父の命日でした。


今から3年前に亡くなった父は、その後ライフオーガナイズの勉強を始めた私にとって大きな影響を与えてくれる存在となりました。


それは、父の最期を迎える時の過ごし方にあります


このブログを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、私はいわゆる「片づけられない女」でした。

そのため、ライフオーガナイズの勉強を始めたきっかけは、家や部屋の片づけです。


しかし、一番初めに受講したライフオーガナイザー2級のテキスト、最初のページに書いてあったのは


『空間や暮らし、人生を俯瞰(ふかん)し仕組み化する技術』


という言葉。


これは、日本ライフオーガナイザー協会が定める「ライフオーガナイズ」の定義です。


空間や暮らし・・・までは分かりますが、「人生」なんて・・・どう片づけるの?

その時は部屋の片づけのことで頭がいっぱいですので、そんな気持ちです。


でも、勉強を進めるうちに自分の中に ストン と、落ちてくる瞬間がありました。


オーガナイズの対象は、家や部屋(もの)だけではありません。

オーガナイズの対象とされているのは「もの」「情報」「時間」の3つです。


まさに!私の父は命の期限が迫る中、その3つを自身の手でオーガナイズして旅立ったのです。


その時の様子について記事にしたいと思いますので、長くなりますがお付き合いください。



「もの」

父は多くのものを持っていました。

50本以上あるネクタイをはじめ、時計、カフスなどの装飾品、スーツやゴルフウェアなどの衣類、ゴルフクラブやテニスラケット・・・


ほとんど袖を通していない衣類やネクタイ、時計、カフスボタンなどはホスピスに移ってから病室に持ち込みました。


50本以上のネクタイや沢山あるカフスとタイピンのセットは病室の引き出しに整理して入れ、衣類はクローゼットに・・・。


私はネクタイをクルクルと丸めて引き出しに入れながら、内心「こんなに沢山どうするんだろう・・・。」と思っていました。


その後父は、思い入れがあるネクタイや時計などは私や妹の夫に直接譲り、その他のものは

「これは○○が好きなブランドで、いいですね~って言ってたから。」

などと言っては付箋にその人の名前を書いて貼り、病室にいらっしゃったときに差し上げていました。


私たちが心置きなく処分できるようなもの以外、恐らく迷いそうなものは自分の手で行き先を決めてくれていました。


そして、これは情報にもつながりますが、自分が家族に遺す遺産についても整理をしていました。

現金については通帳を私たち子ども3人分に分け(母は他界していたので)、有価証券も分類をしていました。


「もの」については、思い入れや価値観は人それぞれです。

それを思うと亡くなった後というのは、自分の価値観以外の想いが働き、なかなか整理が進みません。

父がものの行き先を決めてくれたことは、遺される私たちに対しとても思いやりがある行為だったと改めて思います。


長くなりそうですので、「情報」「時間」については次回記事にします。



ハワイが大好きだった父。

私が撮った写真の中で「ハワイの空気を感じる。いい写真だ。」と言ってくれた一枚です。

大きく引き伸ばして病室に飾っていました。



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