今日は 撮っていて見ていなかったNHKスペシャル「みんなの夢まもるため~やなせたかし”アンパンマン人生”」を観ました。
観ている途中、よくわからない涙があふれてとまらなかったです。
亡くなる直前まで 毎日休まずに描き続けていたといいます。
「一日休むと、とり戻すのに一週間かかるから」と言って。
最後の最後まで、現役でいらした人。
私が感じたのは、絶望を知っていることの強さ。
幼少の頃の両親との別れや、戦争体験や、最愛の人との別れ、
どんな時もその悲しみや絶望に向き合っていらしたからこそ
あの笑顔ができるんだな、と。
アンパンマンのデーマは、こんな歌詞ではじまります。
なんのために 生まれて なにをして 生きるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ!
子供達は無邪気に歌っていますが、
大人でもこたえられる人はどれだけいるだろう。
問いかけることすら 忘れてしまっている時もあるのではないでしょうか。
私が、それを自分に問いかけたのは、孤独という絶望の淵にいる時でした。
(今考えれば、状況はやなせさんのそれとは全く違いますが、その時の私には、そう感じたのでした)
そう考えると、悲しいことや、絶望というのは、悪いものではないのかもしれません。
やなせさんは 生涯を通じて、そのことを教えてくださったように思えました。
アンパンマンのテーマを書いた原稿が紹介されていました。
何カ所か訂正されている歌詞のひとつに
いけ!みんなの夢まもるため
がありました。
この歌詞のもとの言葉は
いけ!悲しみを消すために
関東大震災の時に やなせさんが描いたアンパンマンのポスターにも
この言葉「いけ!みんなの夢まもるため」と書かれていました。
番組の中でも話題になっていたのは、
「夢」ってなんだろう ということでした。
吉田戦車さんが漫画でそれを表現してくれていました。
激しく共感したので書いておきます。
アンパンマンの夢は この世の中から不幸な人や動物がいなくなることかもしれません。
だけど、悲しいけど不幸はなくならない。
アンパンマンの戦いは、不幸を未然に防いだり、不幸が生まれてしまった場合はそれを軽減しようとする戦いだ。
それは、平和を願いお互いに助け合う人間の日々の営みそのものだ
(後略)
平和を願う人の一人として 私にできること、
自分の心の平和を保ち、他の方の心の平和に貢献することを
していこうと思いました。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。