今日私は ずっと観たいとおもっていた映画「カンタ!ティモール」を観てきました。
広田奈津子さんという当時23歳だった女性が、東ティモールという国の独立の時にその地に訪れて撮った
自主映画です。
その映画を通じて、東ティモールという国を初めて知りました。
2002年に独立までの24年間 この国は、言葉にはできないくらいのひどい攻撃を受けてきました。
国の90パーセントが焼かれ、3人に1人が惨殺されたこと。
それでも、相手の軍の人は傷つけることなく、成し遂げたいこと(独立)を語って戻したこと。
この戦争には、私たち日本人も知らず知らずのところで加担していたこと。
私にとっては、たくさんの衝撃的な事実が目の前に差し出されました。
それでも、この国の人の笑顔はまぶしかった。
悲しみをいっぱい抱えていましたが、「怒りなどない」と言っていました。
痛くて、痛すぎて涙も出なかったのですが、最後のシーンの言葉で涙がこぼれました。
この映画のガイドと言うべき、青年アレックスの言葉。
映画を撮り終えた時(2006年)また治安が悪くなり、彼は生まれたばかりの子供がいるのに
家を焼かれ失った。それでも手紙に書いてあったのは
「新しい曲ができたよ。早く会いにおいでよ」という言葉だったと。
人は、どんな時にも希望を持てるのだと思いました。
彼らは、精霊を信じ、手をつないで大地を踏みしめているから。
見えない力を信じ、平和に生きるということを実践し続けているから。
大地・水・見えないものを忘れた時に 人は絆を失う、とも言っていました。
絆を失うと、自殺者がでたり、戦争がおきたりする。
上映後、広田監督のお話をきかせていただきました。
東ティモールの言葉では イタ=あなた、ということなのですが、
同時にイタ=私たちという意味もあるそうです。
あなた=私たち だから、みんなが助け合って生きています。
彼女が東ティモールの人に「私たちができることは何かありますか?」と聞いたら
援助してもらうのは、それはそれで嬉しいけれど
あなたが、自分の命にそった仕事をすることが、結局は私たちのためになることだよ、と言われるそうです。
命にそった仕事をすること。
深く問いたいテーマです。
この映画からまなんだことはたくさんありました。
また、言葉にできた時に書いていきますね。
最後まで、お読みいただき、どうもありがとうございました。