こんばんは。
入院中に読んでいた本を紹介したいと思います。
『走ることについて 語るときに 僕の語ること』
村上春樹著
私は、村上春樹さんの小説をはじめ、書く文章がとても好きです。
生き方も、言っていることも、憧れを持っている尊敬する人の一人です。
『この本は、ランニングという行為を軸にした一種の「メモワール」として読んでいただいてもさしつかえないと思う。』
と前書きに書いてある通り、村上春樹さんが走るということと、小説を書くということを通じて、体験してきたことからくる本物の言葉が綴られています。
だから、はっとさせられることや、そうか~とうならせられることがありました。
村上春樹さんは、ある時啓示をうけて小説家になり、小説を書き続けるために自然と走り始めた。
朝の5時に起きて集中して仕事をし、その後の時間は走ったりして、日が暮れたらのんびりして仕事はしない。夜の早いうちに寝てしまう生活を淡々と続けている。
そして、年に1、2回はフルマラソンに出場している。
望んでいることは、墓碑銘にこのように刻んでもらうこと。
村上春樹 作家(そしてランナー)
少なくとも最後まで歩かなかった
とてもシンプルでかっこいい生き方です。
やろうと思ってもなかなかできるものではないことを淡々とやっている。
一流の人というのは、そう人なのかもしれない と憧れます。
「個々のタイムも順位も、見かけも、人がどのように評価するかも、すべてあくまで副次的なことでしかない。僕のようなランナーにとってまず重要なことは、ひとつひとつのゴールを自分の脚で確実に走り抜けていくことだ。尽くすべき力は尽くした、耐えるべきは耐えたと、自分なりに納得することである。そこにある失敗や喜びから、具体的なーどんな些細な事でもいいから、なるたけ具体的なー教訓を学び取って行くことである。そして、時間をかけ歳月をかけ、そのようなレースをひとつずつ積み上げて行って、最終的にどこか得心の行く場所に到達することである。あるいは、たとえわずかでもそれらしい場所に近接することだ」
ランナーとして書いてありますが、これはなにかを極めようとしている時には、的を得た言葉だと思いました。
走ることは 人生に似ている
そう思えて、走りたくなりました。
毎日決まった時間に行く生活をしたい。
そう思って昨日から始めてみました!いつまで続くことやら。
私は自分で実験してみようと思っています。
毎日積み重ねて行く大切さ、
本当の人生の目的のために自分で何をすることを選択するのか、
そこから何を学びとって生きて行くのか、
そんなことを考えた一冊です。
よかったら読んでみてくださいね。