
「東大生を育てた母親の子育て法」として
親が子どもに残せる最高の財産は『教育』であるを理念として
『子どもの持ち味を伸ばす』ための子育てのヒントを書いています。
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子どもは家庭内外を問わず、生まれてから
見たもの
聞いたもの
感じたもの
触ったもの
食べたもの
空気感等
全てのものを吸収して育っています。
息子が5才(1993年)の時の話。
我が家はテレビをダイニングに置いてないので、
テレビを見る時は、リビングで見たい番組がある時だけです。
息子は子ども向け番組を見ますが、私たちはニュースがほとんどです。
ある日のこと
息子 「お母さん、『おしょくじけん』ってなあに?」
私 「お食事券はね、お食事をするときにお店の人に渡す券だよ。」
息子 「お母さん、違うよ!事件のことだよ!『汚職事件』!」
私は息子が、まさか『汚職事件』のことを聞いてくるとは
夢にも思わず、『お食事券』の説明をしました。
この年は、金丸元自民党副総裁のゼネコン汚職事件があり、
連日ニュースで報道されていたので、何だろうと思ったのでしょう。
またある日のこと、息子と二人でニュースを見ていると
岐阜の「日本ライン下り」の船が転覆した事件を報道していました。
息子 「お母さん、これってどうしたの?」
私 「これはね、お船がひっくり返って、乗ってた人たちが
川に落ちちゃって、どこにいるかをみんなで探しているんだよ。」
息子 「なあんだ!『行方不明』か。」
これもまた、よもや息子が『行方不明』という言葉を知っているとは
思いもしなかったので、丁寧に説明をしたのです。
それまで、誰も息子に『行方不明』という語彙を
教えたことはないはずです。
もしかして、その語彙が使われた場面があるとしたら、
『ゴジラ』映画で誰かがいなくなって、探しているような場面を見て、
自分で『行方不明』の意味を理解したのではないかということです。
子どもはあらゆることを、日々の暮らしの中で
良いことも悪いことも全て、五感を使って吸収していくのです。
特に爆発的に言葉を吸収して、さらに言葉通しをつないで関連づけて
理解していく年齢は、論理的、抽象的な思考の準備なのです!!
ですから大人が問いかけたり、子どもが考える機会を持つことが
思考の準備である語彙を増やすことになります。
様々な場面が、教育であり学習なのです!
大人が何気なく会話をしていることから、子どもは自然に
言葉の意味を理解し、その用法すら使いこなしていきます。
ですから子どもの語彙が増えてきたら、それを関連付けていくことです。
それが、
『生きた知識』として
子どもの思考力、論理力を高めるのです。