暑さを逃れ入ったカフェ
窓際の席から行き交う人たちを眺めてた
向かいの美容室の前に
若い美容師さんがチラシを手に立っていた
お願いします
差し出すチラシ
受け取ってもらえない
何人も何人も渡せないまま通り過ぎて行く
暑い真夏の午後
あぁ…またダメだったね
笑顔が少し固いかな
タイミングが少しずれたかな
難しいね
でもね
私には見えるよ
あなたがキラキラの笑顔でハサミを握ってる姿
がんばれ
あっ
良かったね
手にしてもらえたね
あなたの未来に続く切符みたいに見えるよ
がんばってね
…なんて
見知らぬ若い美容師さんを応援しながらのコーヒーブレイクな午後なのでした
