今年2月1日に六本木にオープンした『Mētis(メティス)六本木』。薪火焼きのお店です。薪の良さを生かした料理を作っていますが、特にお肉にこだわり、和牛A5ランク、その中でも最高クラスのBMS 12のクリミをはじめとした希少な食材を薪を使い美味しく焼き上げてます。肉だけでなく薪を活かした料理を作ってくださいました。
▼インスタグラムのリールでもカッコよく(笑)作っていますので見てみて下さい▼
飯倉片町交差点からすぐ。ちょっと奥まったところにあり隠れ家っぽいロケーション。エントランスから、ラグジュアリーな雰囲気が漂います。お肉の好きな方は「六本木チャコ」のあった場所といえばお分かりですかね。ジンギスカンみたいな鍋でお肉を焼くお店で知る人ぞ知る老舗でした。今回もここはお肉のお店になりました🎵

「Mētis(メティス)」とは、ギリシャ神話の知恵の女神のこと。フランス語で直訳すると"混在する"”混血”です。店舗は様々な人種と文化が交じり合う六本木で。カウンター席から目の前の薪焼きを楽しむというコンセプト。フランス料理と和食のフィロソフィーと技術で日本の四季折々の食材を楽しむ【和魂洋才】をテーマに、新らしい食文化を生み出したいという思いがこの店名には込められています。工夫を凝らした料理を目指す志しや、ギリシャ語の響きもいいですよね。
コースは「おまかせコース 全17品(11皿) 27,500円(税・サ込み)」と「デギュスタシオンコース 全11品(9皿) 18,500円(税・サ込み)」の2種となります。ワインやウイスキー等のラインナップも素晴らしいですが、ワインペアリングは16,500円・10,450円、ノンアルペアリング8,250円もありました。
まずはエルダーフラワーとグレープフルーツのノンアルカクテルから。
宴の始まり
4種のアミューズグールの盛り合わせです。
加賀太きゅうりをアーモンドミルクで伸ばした優しいスープ。チュイルの上には、うなぎの燻製とキャビアが乗っていました。うなぎの脂をスープの甘味でさっぱりしながらいただく、アミューズクールでは勿体無いクオリティーです。
牛タンとフォアグラのルクッルス。フランスのヴァレンシエンヌで誕生した名物料理。しなやかな牛タンにフォアグラの美味しさが病みつきになりそうな料理。
宝石のようなお料理は水茄子のタルティーヌでした。豊後鯵とモッツアレラをトマトのシートで巻いていました。モッツアレラのミルキーな味わいがいいバランスで。
ひみつの...
蒸したての蒸籠が運ばれてきました。
「ひみつの...」というメニューの正体は、
茶まんじゅうでした😆![]()
蒸したて、ほかほかを、ほうじ茶を合わせて。
もちろん、ただのまんじゅうではありません。あんこはリッチなフォアグラでした。蒸しているのでフォアグラはとろとろ〜。甘味とリッチな味わいがサイコーですね🎶
本マグロ中トロ薪焼き 春野菜
りんごベースに、オレンジ、生姜のジュースを合わせて。
丁寧に準備された野菜綺きれい〜♡下には本マグロ。軽く薪で香りをつけアンチョビのソースでコクをプラス。この薪とアンチョビがいい仕事してた。野菜はマグロの脂感をすっきり流してくれるような感じのリッチで軽やかな前菜でした。
フランス・ロワール産ホワイトアスパラガス プティポワ ウニ 燻製クリーム
アスパラガスのみずみずしさとは対照的にカリッと揚がっています。ここには、甘味のある食材であるイタリア産のグリーンピースと北海道産の雲丹を合わせて。コンソメクリームにもスモーキーな香りのアクセント🎶
ベニエなのですっきりとジャスミンティーを合わせて。ロイヤルブルーティーです。
スペルと小麦の自家製パンは、香ばしく焼かれ、またほのかな甘味と風味高いもの。豆腐とクリームを発酵させてヨーグルトを加えたクリームを添えて。
10日間ほど熟成させた真魚鰹を料理してくださいました。
長崎県産真魚鰹炭焼き 吟醸酒粕 ”ディルガモット”
マナガツオはいい具合に火が入りとろけるよう。ソースはフュメドポワソンのしっかりした味わいをベースに、塩レモンとディルという爽やかな組み合わせ。酒粕の麹の香りが優しく香ります。ディルのお花も可愛いですね。アクセントに松の実のクリームを。洋梨とレモングラスやミントを入れたドリンクのペアリングでした。
小田原八木下農園黄金柑 スダチ 和三盆
お口直しは、スダチのグラニテにたっぷりの黄金感。スッキリとお口をリセット。
お肉のナイフはJean Dubost Le Thiers(ジャンデュボ ティエール)。
好きなものをチョイスして。私は真ん中のものを選びました。
熊本県産プレミアム黒樺牛BMS12"クリミ" 薪焼き 山形県産アスパラガス
こだわりのお肉は黒樺牛、しかもBMS12にこだわっています。BMSって何?と思う方も多いかと思いますが、ビーフ・マーブリング・スタンダードの略で、「脂肪交雑」のことをいいます。赤身の肉にどれだけサシが入っているかの等級で、12は最高級です。しかしながら、焼いた感じ赤身っぽくない?と思いませんか?サシの入り方が最高ながら、この赤身を実現するための部位として脂肪分の少ない、また薪の火入れにもクリミ部位を使用しているとのことでした。だから赤身でもパサつかず、お肉の旨みがぎゅっと閉じ込められた感じで焼かれていました。口の中で脂のエキスが広がるというより、肉の旨味がダイレクトに伝わってくる美味しさでした。山形県さんの旨みの強いアスパラガスの炭火焼きと玉ねぎのピュレ添え。
お肉に合わせて武夷岩茶を。力強いお茶の個性と肉の焼けた旨味を合わせて。
"極献上"ひとめぼれ 富山県産ホタルイカ ブイヤベース
ご飯は極献上というダイヤモンド褒章を受賞している石井稔さんのもの。この賞は米食味鑑定士コンクールで5年連続金賞を受賞したものに与えられるものです。もちろん石井さんの作るお米はへかにも数々の評価を得ている極上米です。
サフランで炊いていました。ホタルイカは薪で炙り濃厚な味噌と炙った香りを纏いサフランの華やかなご飯と対照的ですが、旨みと旨みを融合させた美味しさ。うるいが添えられていて、季節も感じます。
ここに、カレー?シチュー?のようにスープ・ド・ポワソンを合わせて。これでサフランと合わせたことがさらに際立ちますが、こちらは「ケイスケマツシマ」ご出身の軌跡が伺えます。
デザートの前にピニャコラーダのような南国の味わいのカクテルを出してくれました。
デザートはマンゴーにココナッツミルクのアイスを合わせたトロピカルなもの。アランミリアのヴィネグレットを煮詰めて濃厚なソースを合わせています。メレンゲにはピマン デ エスプレットとライムの皮を合わせて。お肉の後ですかフルーツ中心でさっぱりした感じの仕上がりで、最後まで楽しませていただきました。
お誕生日当日に訪問したのでお祝いもしていただきました。ありがとうございます。
小菓子はクイニイアマン、ピスタチオのケーキ、ガトーショコラかな。
クイニアマンはコーヒーとの相性を考えて作られているとのことですので、コーヒーにしました。ステラマリス出身らしい構成ですね。
鈴木シェフの経験値に関しては、経歴でご紹介した通り間違いないものでお店に行く前から美味しいものが食べらるという安心感を持って訪問しました。それよりも深く感じたのは、鈴木シェフの今までの経験や人生感をぎゅっと凝縮したようなメニュー構成や、また生産者との繋がり、そしてリグニスで得た薪の特徴や魅力をふんだんにコースに取り込んでいると感じました。薪というワイルドな手法を使っていますが、その特徴を料理に取り入れながらもエレガントな料理構成。
支配人の小笠原篤ももアランデュカスやエスキス、ドミニク・ブッシェなどの名店を経てメティスに。写真を撮り忘れましたが、ワインやヴィンテージウイスキーの品揃えも素晴らしいく、ワイン好きな方、ウイスキーやブランデー好きな方には是非世界も体験指定欲しい、大人のレストランでした。
東京都港区六本木5丁目18−22 FORCEビル 1F
03-5544-9778
日曜日定休
































