20代の頃、会社の近くの小さな本屋さんで、ふと手に取った一冊。

それが、宮本輝先生の作品との出会いでした。


以来、人生の節目節目で、輝先生の言葉に救われ、支えられてきました。

私にとって、まるで恩人のような存在です。


そんな宮本輝先生が、初めて挑まれた歴史小説『潮音』。

越中富山の薬売り・川上弥一の視点から、幕末の激動を描く大作です。

10年もの歳月をかけたこの作品は、全四巻構成で、今年1月から毎月一巻ずつ刊行されています。



今日は京都・大垣書店で開かれた、先生のトーク&サイン本お渡し会に参加してきました!

リアル参加は27名限定という貴重な機会。友人のおかげで参加することができ、全国から集まった幅広い層のファンの皆さんとともに、特別な時間を過ごしました。


印象に残ったのは、先生のこの言葉。


「これまでで一番勉強した!」


作家デビュー50周年を2年後に控えた今なお、学びと挑戦を続ける姿勢に、心から感服しました。


作品のために宮崎の日向や佐土原を訪ねられたそうです。

佐土原で、当時貴重だった木材で作られたベンチに座ったとき、

「弥一になれた」と感じたというエピソードも印象的でした。

その瞬間、この小説が書けると確信されたそうです。


『潮音』は、庶民の目線で見つめた幕末を描いています。

また、富山の薬売りたちが培った人間力にも、多くの学びが詰まっています。


今を生きる私たちにも、大切なヒントを与えてくれる一冊になるはずです。


実は、私は4月8日の夜からひどい風邪で寝込んでいました。

ようやく回復したものの、まだ声は枯れたまま。

それでも、今日宮本輝先生にお会いできたことで、たくさんの元気をいただきました。

きっと、喉もすぐに治りそうです!


これも「推し活」ですね。

脳科学的にも、推し活は幸せホルモンが分泌されて良い効果があるそうですが、

今日はまさにその効果を実感しました。


よかったら皆さんも、ぜひ『潮音』の世界を味わってみてくださいね。



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