「パープルリボン運動」をご存知でしょうか?


パープルリボンには、女性に対するあらゆる暴力をなくすためのメッセージが込められていて、世界中で広がっています。


日本でも11月12日から25日まで「女性に対する暴力をなくす運動」が行われ、多くの場所でパープルのライトアップなどの活動も見られます。 


11月は児童虐待防止月間でもあります。

児童虐待防止のオレンジリボンとDV防止のパープルリボンが一緒になった「ダブルリボン運動」も進められています。


この2つは深い関連があります。子どもたちや家族が安心して暮らせる社会を目指すため、連携したサポートが大切です。


私自身も、1988年から児童虐待、そして1997年からはDVについて、報道キャンペーンとして取材してきました。


どちらも当時は日本での理解が進んでいないテーマで、関わる方々の努力によって、少しずつ認識が広がり社会に浸透していったのを目の当たりにしました。 


今では広く知られるようになり、多くの人々がその重要性を理解しています。しかし、残念ながら、暴力の被害に悩む方は減っていません。


家庭の中で起こる暴力は、心身に深刻な影響を及ぼします。


あるDV被害女性にインタビューした時の方が忘れられません。

「家はどんな場所でしたか?」と尋ねると、

「地獄やったね」と涙を浮かべ、絞り出すような声で答えられました。

心安らぐはずの家庭が、「地獄」とは想像するだけでも辛いですよね。


家庭が安心・安全であることは、誰にとってもとても本当に大切なことです。


パープルリボンの活動を通じて、安心して暮らせる社会を作るために、私たち一人ひとりが考え、行動するきっかけになればと思います。


もしも今、悩みを抱えている方がいらっしゃるなら、「あなたは一人ではありません」 

日本各地で多くのサポートが用意されています。

どうか勇気を出して、信頼できる人や専門のサポートに相談してみてください。


社会全体で支え合い、心の痛みが少しでも和らぐような優しい社会になりますようには!