当たり前のことですが、
これが案外わかっていないことがあります。
それは、コミュニケーションにも現れます。
例えば、親子の場合
子どものことが心配のあまり、
「〇〇しなさい」「〇〇しないで!」と
子どもの行動に口を出すこともあるかもしれません。
しかしそれは、子どもが運転する車の助手席に乗って、隣からハンドルを回しているような感じとも言えます。
運転している時に
助手席から、あーでもない、こーでもない
右にもっとハンドル回して、ブレーキをかけてとずっと言われ続けるとどうですか?
うるさくて運転できなくなりますよね。
仮にその状態でずっと運転していると、
急に助手席に乗っている親が車から降りたら
どうなるでしょうか?
指示されて、その通りに運転してると
急にひとりになったら、どう運転してよいのか運転が身についてなくて、
困ってしまいます。
相手のやるべきことを代わりにやると、自分で問題を解決する力を奪ってしまうことになるのです。
親しい関係では、気にかけるあまりに
相手の問題を
代わりに解決してしまう人がいます。
過干渉はまさにそうですね。
良かれと思ってしていることが
実は相手から力を奪っているなんて!
本末転倒です。
一人ひとりが、
一台の人生という車を与えられて
それを自分で運転して進んでいるのです。
誰も代わりに運転することはできません。
運転のサポートを受けられても
代わりに運転してもらうことはできないルールなのです。
相手のことが気になって
口出し、手出ししたくなった時は
冷静になって、運転しているのは誰か
思い出しましょう。
課題の分離ですね。
そして、相手がサポートを必要としているのか、またどんなサポートならば
運転技術が身につくのか
考えましょう。
助けているつもりが
相手から力を奪うことにならないように!
初心者もエンストしたり、
ヒヤヒヤするような運転を経て
上手くなっていくのですから。
見守る力も大事ですね。
