「”不幸中の幸い”って

こんな意味があったのかと思いました!」


今日、授業に行った医療系の大学で、

学生から出た言葉です。


「不幸中の幸い」


「不幸と思われる出来事のなかにあって、わずかに救いとなること」です。


今日は、私の本をテキストにコミュニケーションの話をしました。


その中で、”ピンチ”という最悪の状態の時に、

とても「ピンチはチャンス」と言えない場合もあります。

そんな時は、

「きっと意味がある」と中間言葉に置き換える話をしました。


すると、脳には問いかけに答えようとする特徴があるので、自然に意味を見つけるようになると。


その話を聞いていて、

彼女は昔お父様から言われた言葉を思い出したそうなのです。


「こういう意味だったのかと、その言葉の本当の意味がわかった気がしました」と


表面的な意味ではなく、腑に落ちたということですね。


素敵なお父様ですね。


もちろん「不幸な出来事」は起こらないほうがよいのですが、そんな大変な中にも、わずかに意味やよいことを見つける思考は素晴らしいですよね。

その視点を持つだけで、小さなことでも「幸い」を見つけようと、そちらに思考が向かいます。


その言葉をどんなタイミングで聞いたのかは

わかりませんが、

初めて聞いた時には理解できなくても、

時を経て、

あらためてお父様との言葉と

出会ったのですね。


娘さんの中に素敵な言葉のタネを

撒かれたお父様。


言葉は時を経て、

その人の中で、経験や成長と共に

変化していくものでもありますね。


そんなことを感じた時間でした。


ですから、

「わからないだろうな」と伝えるのをやめるのではなく、その時に説明しつつも、

伝えた相手の中で、時が熟すのを待つのも大切ですね。


あなたにもありませんか?

誰かに以前蒔いてもらった

そんな言葉のタネ。


「ストレスフリーの人がやっている

ポジティブ・フレーズ言いかえ事典」

(大和出版)片山三喜子著