もし神様が君の娘たちに一つだけ(才能)をあげる
抜きん出た頭脳でも美貌でも卓越した美的感覚でもなんでもいいよ
そんな風に言われたら
わたしはきっと迷わずこう言うだろう
どうかあの子たちに(ユーモアのセンス、類い希なお笑いセンス)を与えてやってくださいと...
これは本当に本当
どんな状況でも(大爆笑)に変えるパワーがある人が身近にいたら...絶対にその人を大事にすべきだわよ!
(大爆笑)以上のお恵みってこの世にあるかしらん
と...
こんなことを子供時代から娘によく言っていた
うちの夫も(愉快な男)なので、夫婦共にお笑いには非常にうるさいのよ オホホ
長女がこんなエピソードをシェアしてくれた
真夜中に近いロンドン地下鉄
端っこの席に座った熊みたいな大男
顔色が灰色で...見るからに気分が悪そう
泥酔してるのか?変なドラッグでも決めてるのか?みたいな雰囲気もあり皆んながその人を(変な人認定して)避けている
娘はイヤホンで音楽を聴いて自分の世界に入っていたのだけれど...周りの人達の視線がさっと動くのが見えた
皆んなが見ている先に目を向くとさっきの大男が上を向いている
彼の顔面に流れる流血
どうやら盛大に鼻血を噴射してしまったよう
彼の周りには誰もおらず明らかに皆んなが避けているのが明確だった
娘はぱっと自分の鞄に手を突っ込む
夜にちょっと飲みに出ただけなので小さな鞄にはほとんどなにも入っていない
テイッシュもない
すると指先に触れたのは小さなタンポン
(本当はテイッシュをあげたいけれど...これしかないの)
そう言って彼にさっと差し出した
血だらけの大男はキョトンとした顔をして娘の顔をじっと見つめる
数秒の間が空き
突然
大きな雷が鳴り落ちる様な感じの咆哮をあげて大爆笑した大男
Go on then!
おお、それ貰っておくぜ
みたいな感じで笑顔でタンポンを受け取り、ウインクしながらさっと鼻に突っ込んだ
その瞬間に地下鉄の車両内の雰囲気が一気に変わった!娘の他にも水のボトルを差し出す人も登場
次の駅で娘が降りる時に車内の人々がニコッと微笑みながら(well done)(good for you)とか言ってくれたんですって
なんかあの車輌内には無言の圧であの大男がヤバい人みたいな嫌な空気が漂っていたけれど...笑い声でさっと雰囲気が変わった
ねえママ
人間が根本的に求めていることって意外にもシンプルなんじゃないかしらん
うん
ママもそう思います
晴天の日曜日は夫と犬散歩(近くの森)
たくさんのブルーベルに花が咲き乱れ紫の絨毯のよう おわんこ大喜び

