さて去年の9月からイギリスで東洋医学を教え始めたわたし

そして本当に感動するのは生徒さんの規模がインターナショナルなのよ!

中国、ベトナムの東洋人からイギリス、ヨーロッパの各地から

みなさんすっごい熱量でお勉強してます!🔥


当然、東洋人でない人も

最初は目を白黒させながらですが.,,,

ある瞬間に

きちんと論理が腑に落ちる瞬間がやってくるんです!


これはどういう事かというと..,


基本論理が非常に厳密であるから

論理的に納得がいく

論理に隙がない!


多分

ふわふわしたエネルギーの話だろう!と思って軽く

入ったら愕然とすると思う

あくまでもきちんと骨格のある論理の集積ですから...だから古い様で全く古くならない


この感じは仏教に近いと思う

仏教も哲学思想として緻密な論理体系がしっかりしているので

すごい

としか言い様のない感覚



さて!

こんなカラフルな生徒さんと一緒に学んでいてとても感動したことがあったのでシェアさせて


キャンパスで2年生の学生さんにわたしの教えている枠を見学させて欲しいと懇願された

(わたしは3年生を教えている)


学生課に聞いたら(あなたの裁量で決めていい)とイギリスっぽいお返事だったので、2年生の彼も喜んで入れてあげた

その彼はとっても熱心でお昼休みもわたしの側を離れず質問三昧


食後のコーヒーを一緒に飲みながら

なぜ彼がここまで熱心に(東洋医学)に魅せられているのか?の話になった


僕はね

本業は獣医師なんだ

専門は犬

週3回 ロンドンの犬の病院で働き

残りの時間は東洋医学の勉強にあてている


何故かって?


それは僕はね

ある獣医師が立てなくなった馬に鍼をするのを見学したからだよ...


その馬は鍼治療を受けた後に

ゆっくりと立ち上がり

何もなかったかの様に牧場を

ゆっくりとギャロップした

その美しい瞬間を目にした時に

とても運命的なものを感じたんだ....


当然ですがイギリスで動物に鍼灸するのは獣医師であり、動物の鍼灸のトレーニングを受けた人のみ

また鍼灸師の資格を持った人は自分のペットに鍼を打つ事は合法ですが、自分のペット以外に鍼を打つのは違法です


その話を聞いてふっと思って聞いてみた


ねえ

その獣医さんってルナじゃない??


そういうと彼の目が爛々と輝いた

そう!ルナ

君はルナを知っているの?


彼女はわたしの友人なの

彼女は馬専門の獣医師


想像つくと思うけれど..,

幼い頃から馬が一番の仲良し、馬が大好き

その大好きな馬を救いたい

そんな思いで優秀な成績を上げて馬の専門家になったのはいいけれど...


馬は立てず、歩けなくなると安楽死させるのが一般的なんですって

なので彼女の仕事のメインは馬を安楽死させること


実際に獣医の仕事を始めた時にこの現実の壁に打ち当たりひどい鬱病になってしまったそう


そこでなんとか馬を立ち上げることができないかと必死になっていた時に出会ったのが鍼灸

馬の鍼灸の技術は習ったものの


何故、どういうメカニズムでこの治療が成立するのか?もっと効果をあげるにはどうすればいいのか?そこまで勉強したかったルナ


その答えを探すために(東洋医学)のセオリーを勉強し始めてそこでわたし達はお友達になったのよ



世界は広い様で狭いわね!


その彼がいう


よく鍼灸って痛みがなくなるのは気のせいだ、思い過ごしだって言われるけれど....

動物にプラシーボは絶対にないと思う


だって僕は実際にルナが全く動こうともしないウマを立ち上がらせるのを何度も見ているから

実際の現場では(鍼)は結構、使われていて効果をあげているんだよ


この話を聞いてわたしはちょっぴりと泣きたくなってしまったわん

ルナを酷い鬱病まで追い込んだ絶望の淵からこんな花が咲き始めたって思ったから