時々頂くメッセージでお返事に困ってしまうものがある



結局のところ....

さっちゃんはとても恵まれている人!

人生上手くいって当たり前ですよね!


みたいなこと....を言われてもん...困っちゃうな


実際のところ

自分でも本当にラッキーの連鎖、奇跡、偶然の続きででここまできているから...,


自分が今、

手にしている全てを失った時にでも

わたしは穏やかに至福な気持ちで生きていけるんだろうか?という点には実際のところ疑問はあるのよね


これがある種のわたしにとっての

人生テスト

であるかもしれない...

そんな風に考える時もあるぐらい


ところがこの問いに関し

ハッキリとした(答え)があった

この答えに出会った時に背骨の奥から震える感覚があったので長くなるけれどシェアさせてね

🌸


わたしの少女時代

想像がつくと思うけれど

父親の蔵書を片っ端から読む子だった

だから父がわたしのイギリスの家に来た時に、

わたしの本棚を詳細にチェックした後で

(幸子の家に来ると読みたい本がいっぱいあるから嬉しい)って言ってくれたのがとても誇らしかった


ある意味において父娘

本の背表紙を通じて深いコミュニケーションをとっていたって思えるから....


父親からあれを読め!

みたいな事を言われたことはないのだけど

唯一 (夜と霧)だけは10代のうちに読めと言われた記憶がある。

そして、実は一度もその本を手に取ることなく50代を迎えた


父もかなり蔵書を整理して山ほどあった本はきちんと本棚に収まるぐらいに減ったのだけれど

その厳選された蔵書の中に(夜と霧)はあって..,

日本に帰国して父の本棚の中にそれを見つける度に(いつか読まなきゃ)のプレッシャーを感じていたのよね


そして今週、その本を読み始めた!


実はブッククラブの課題図書がこの本で.....


あゝ長年避けてたけれど、締切があるから今読まなきゃ!


この本が課題図書に上がった時に


あゝ

もう逃げられん


そう思ったんだよね


アウシュビッツの体験記なので本能的に恐ろしく怖くて....数ページ読んだだけで気持ちがポキっと折れそうになった。

ざざっと斜め読みしていたのだが、あるチャプターに来た時にそれこそ背筋の奥から震えた


それは人間としての尊厳を全て奪い取られ命を繋ぐこと以上、何も考えられない極限状態にある時に

彼は自分の意識の中で妻と現実に向かい合っている以上のリアリティを持って会話を始める

その時、彼の脳裏によぎるのは

(もうこの世に彼女は生きていないかも....)

という事実

実際に彼は生きて彼女と再会することはできない


それでも彼女と意識で繋がることで急遽の至福を得ることができる


(愛とは人が人として到達出来る急遽にして最高のものだ)という真実に出会う


彼がこの真実に出会ったのは(人間としての尊厳を全て奪い取られた時)

そんな時でも人間とは至福に向かっていけるパワーがあるのだ


人間として到達出来る最高のもの

それが愛


わたしはこのチャプターを読んで後、夕ご飯が食べれなかった

わたしの中の何かが大きく動いたから


改めて自分に誓ったことがある

自分にとって大事な人に

きちんと(愛)を表現して生きる

(愛)というのが生きていく

最高のエネルギーになるならば

それをきちんと表現する以上に大事なことはこの世にはないのかもしれない

本当に拗ねたりしている時間がもったいないんだよね!