現在、我々一家はギリシャのハルキ島でお家を借りているのですが...
だから20年以上前に滞在した日本人の作家の話しを聞いたところで...
ワタクシが気になっているのは どのお家に村上春樹さんが滞在されていたのか...という事
人口300人ですからお家の数もざっと見ても150軒あるかないかですから...どんな景色に心動かされたのかなぁ
...と

...と我々の借りている家のオーナーさんはロードス島に住んでいて一回お目にかかりましたが、島の暮らしの色々はご近所のアイスクリーム屋の親父さんが超ご親切に面倒見てくださいます
例えばスーパーマーケット(という名の小さな食材店)で何を買ったらいいか?
村一軒のパン屋は7時前に行くべし などなど
アイスクリーム屋親父さんがスーパーマーケットの親父に話しをつけてくれ買い物した食材は全部 スーパーマーケットの若者がバイクで家まで運んでくれて冷蔵庫にまで入れてくれるようになりました。大きな楕円形のスイカとかお水とかバイクだっとあっという間です。鍵かけなくて良い島の生活。本当に親切な島の人々。すっかりこの島が大好きになりました


夫は村上春樹の事もアイス屋の親父さんに聞けば良いよ〜って言うんですが...
何故かワタクシはずっと躊躇していたんです...
だって島ぐるっと見ても純アジア人はワタクシ一人だけ
スーパーマーケット(という名のちっこい商店)には新聞すら置いてない...
ハルキの島のおじさま おばさま方ってカフェの一角に座ってコーヒー飲んでずっとお喋りしてますが活字読んでる人なんて誰一人もいないんですよ
だから20年以上前に滞在した日本人の作家の話しを聞いたところで...
はあ〜
何言いてますねん〜?


みたいな反応が返ってくるんじゃないかって予測して半分諦めていたんです...
珍しくうじうじ...してるワタクシを見兼ねたのか夫がコーヒーを買うついでにアイス屋の親父さんに
村上って作家がこの島に滞在したらしいんだけど知ってる??
ってさらっと聞いてくれました
親父さんの目がきら〜んと光り

お〜い X! お〜い A!ってその辺りのカフェに座って社交しているハルキ村の爺様を呼んでくださいました
お二人とも生まれも育ちもハルキ島 この島の事なら何でもご存知の爺様達だそうです
何とお二人とも村上春樹さんの事をご存知でいらっしゃいました!


普通のアジア人 ライターをしていてハルキという島と同じ名前の人が滞在したらしいという事実
でも流石にその事を細かく覚えてる人はいないそうですが、そんなに目立たない普通のアジア人の方がいらっしゃたという感じでそんなに当時はインパクトは無かったそうです
村上春樹さんの伝説が本格的にスタートするのは彼が島を去って数年してから...
雑誌の取材がきた! 毎年数人は必ず村上春樹さんの影響で島に訪ねてくる観光客が来るようになった!!!
村の人々は村上春樹さんを普通の人と認識してたそうですがやって来るファンからの情報で
村上春樹氏が国際的に活躍されている凄い作家だと知って逆に島の人々がびっくりされた
そうです
村上春樹氏は凄くフランクな普通のおじさんで全然偉そうじゃなかったから...まさかそんな凄い人がこの島に来たんだ!!とみんなが驚いたそうです
バルコニーから海が一望できる場所
この御宅でどんな小説の構想を練ってらっしゃったのでしょう 考えるだけでドキドキします
村の爺様 この辺りはハルキ島で一番眺めが良いからそんなに有名な作家も方が一番良い家に滞在されたというのが今でも島民の誇りだと...


伝説のように島民の間で村上春樹氏が滞在された事が語り継がれているそうです!
家の裏側は広大な岩の丘 そこを抜けると綺麗な浜辺です お散歩やジョギングに最適
爺様達 笑っちゃうのが...
毎年 英国から作家が来るがその人のファンは島に来ないから恐らく大した作家じゃない筈だ...とか言ってます 


その作家誰でしょうね〜?名前すら爺様達知らず...
村上春樹さんにハルキ島の島民が非常に氏を誇りに思っているという事を伝えて欲しい!
あ〜でも我々 彼がどんな本書いてるか知らないだけど...(爆)
と仰るんですがね〜
日本はハルキ島と違って大きな島だからそう簡単に村上氏に伝言は伝えられません〜
って言っておきました
村上氏の小説はギリシャ語翻訳されているのかな?恐らくアテネでは手に入るのでしょうね
それにしても今回は勉強になりました


だってワタクシ きっと島の人々は村上氏のことご存知ないと決めつけ質問することすら躊躇ってたんですから...
こういう時はうじうじぐちゃぐちゃ考えて躊躇うよりも先にさっさと行動すべきですね!


