自分で出来る限りのコントロールを握り締めているMさん


2度目にいらっしゃった時でしょうか...
私は確かにコントロールフリークだけど...
この性格が自分と自分の家族を守ってくれたのよ
とぽつりと仰りました。
そしてMさん ご自分のご家族のことをお話くださいました
Mさんのお母さまはアルコール中毒だったそうでお父さまもアルコールでMさんが小さい時に亡くなったそう。
Mさんは欧州のとある地域で生活保護を受け暮らしていたそう。
お母さまはお酒は飲むけど 彼女と彼女の妹にとっては良い母親で、お母さま自体が少女の様な方だった。
子供の面倒は見れない母だけど、母親が好きだった。母親から離されてしまうのが一番恐怖だったと...
なのでソーシャルワーカーの方が家に来る日は家を片ずけ、母親が飲まない様に見張り、妹の面倒を見て 普通の家族を装っていたの...
8歳ぐらいで全ての家事をこなし、母親 妹の面倒を見ていたと...毎日 妹のお弁当を作り 勉強を教えてあげていたそうです
Mさんは真顔で言うのです
私には子供時代がなかったの....
でも、私は誰も恨んでいないわ
少なくとも かわいい妹に普通の家庭生活を送らせてあげる事が出来た
それが私の一番の誇りなの...


妹は結婚して凄く幸せに暮らしてるのよ!
Mさんは物心ついた頃から家族を守るのに必死
自分で出来る事は全て自分でしなければいけない!という防衛本能が過度のコントロールを引き起こしていると仰りました
現在 お母さまは欧州の地元で暮らしている
妹さんはお幸せにやっている
Mさんはロンドンできちんと自分のキャリアを積んでいる
もう少しMさん肩の荷をおろし自分の幸せを考えても良い頃ですよね〜
というお話をしましたが
今までずっとファイテイングモードで生きてきたから、どうやって幸せになっていいのかわからない!
と仰るのです この気持ち良くわかるなあ〜!
実はMさん パートナーだけでなく気軽に誘えるお友達も一人もいなかったそうです....
恐らく全部子供時代から自分が頑張って当たり前
自分のコントロール出来ない事には飛び込めないのでしょう
Mさんに 他人に頼る練習をしましょう!
と提案しました
人間関係って頼ったり頼られたりで成り立っているので ぜーんぶ一人で片付けるのでなくちょこちょこ誰かにお願いして助けてもらう
自分がお願いされたら喜んで受け入れる
そんな話をしました


コーヒー買ってきてくれない?
とか...
パーテイーのホスト 一緒にやってくれない?
あそこのレストランに行きたいんだけど一緒に行かない?
とかそんな小さなお願いから...
少しずつ自分を緩め 自分で全部やる事を手放し始めたらボーイフレンドが出来たんですよ Mさん
残念ながら 半年で別れてしまいましたが
日常で誘い合って出掛けるお友達も出来たし
全部一人で頑張るファイテイングモードからは少しずつ抜け出したようです
実はワタクシともたまに会ってお茶したりする関係になりました
お互い気持ちよく楽しく良い距離でお付き合い続いています

Mさんには絶対に絶対に幸せになって欲しい!会う度に心から思ってます!
どうかMさんの様に少しずつ他人に頼る事 自分一人で頑張る癖を少しづつ緩める事 練習してみてくださいね...
ワタクシも人に頼るの苦手ですが、以外と頼られた周りは嬉しいものだったりするのです
手がいっぱいな時 素直にヘルプを叫びましょうね
