★芸術家も逗留した増田唯一の木造3階迎賓館を公開★
場所・ 秋田県横手市増田町増田字中町95−2
電話・ 0182−45−5588
竣工・ 主屋 昭和12年(1937) 蔵座敷 明治14年(1881)
構造・ 主屋 木造3階建て 入り母屋造り 蔵座敷
土蔵造り2階建て 切妻妻入り
見学・ 9〜16時 310円 年末年始休み *当時の情報
人物・ 画家・藤田嗣治 舘岡栗山 芸術家が逗留
最終訪問・ 2024.10
*国・重要伝統的建造物群保存地区 *横手市・文化財
★感想編
ここは増田に来たら1番見たい建物だったので、公開されて本当に良かったです![]()
私が2010年に来たときはまだ町自体が重伝建になっていなくて(2013年指定)、観光地化もされていず、中に入れる家もありませんでした![]()
階段 床板もまた木目のいい材を使用

その後、ブログなどで増田に行かれた方たちが、この建物の中の画像を載せるようになり、これは絶対再訪したいと思いました![]()
目の付け所が早いのはいいのですが、早すぎて公開されていなかったという、、、
2階 廊下

秋田県内でも珍しい木造3階建て、私が大好きな昭和初期の木造3階建てということで、興奮しながら内部見学をしました![]()
ぜひとも、こんな建物に宿泊してみたい、、、
2階 洋間の折り上げ格天井 洋風と欄間が同居

まず1階は、内蔵と主屋の1階になっており、まるで料亭のような銘木を多用した豪華な意匠が目を惹きます![]()
2階 洋間 当時はこれがあるのがステイタス
欄間も床の間も豪華な材料と意匠で飾られて、どれだけのお金をかけたのか、というような内容です![]()
さすがは林業の秋田県だけに、豊富な木材もありますしね![]()

2階にはこの地区でも珍しい洋風の応接間があり、床は寄木細工、天井も折り上げ風の洋風のもの、まるで政治家の応接間のような豪華な造りでした![]()
(なんか雰囲気が五所川原市の太宰さんのご実家「斜陽館」に似ている)
2階 洋間の寄木細工の床 職人技
3階は大広間になっており、床の間も素晴らしく、周辺を見渡せる眺望もおもてなしの1つだったのでしょうね![]()
2階 次の間 6畳 また床の間もいい銘木

当時は高い建物はここだけだったと思うので、どこまで見通せたのでしょうね![]()
ただ、この日は温かい日だったので、10月でも3階はとても暑かったので、夏は大変だろうなと思います(当時はこんなに暑くない)![]()
2階 次の間 黒柿の床の間
これだけの建物を豪雪の秋田で維持するというのは、本当に大変だったでしょうし、いい素材と技術で建てられているからこそ、これだけ長い時間を耐えられたのだと思いました![]()
2階 次の間から洋間を見る
1階に戻り、蔵座敷の方も、かなり豪壮で驚きました![]()
2階の小屋組なのですが、梁が80センチもの太さがあり、
こんな太い木を使用して建てられたことに、そんな木材があったこと、それを購入するのはどれだけの財力があったのかなど、色々と驚きでした![]()
3階 廊下

こんな80センチもの太い梁は、なかなかお目にかかったことがないので、びっくりでした![]()
3階 周辺を見渡せる高さ
さすがの豪雪に耐える必要のある地域ということと、秋田という木材が豊富な地域、そして増田の商家町としての財力が合わさったことで、これだけのものが作られたのだと思いました![]()
3階 大広間 また天井の材がいいんだわ
なので、色々な要素が揃わないと、これだけのものが作れないので奇跡ですし、それが現代にも残り、ちゃんと壊されずに継承されて、一般公開されているというのも奇跡だと思いました(消防法で2階以上は見れないのも多い)![]()
これは貴重なので、これからも多くの方に公開されて残されていってほしいです![]()
木造3階建て・蔵の梁・料亭建築好きの方にもおススメです♪









