屋内だと光が足らずにぶれやすいガーン

 

現在の令和天皇が皇太子時代に見学に来られた重要蔵

場所・ 秋田県横手市増田町増田字中町63

電話・ 0182−45−3150 

竣工・ 主屋 明治4年 内蔵・文庫蔵 江戸時代 明治前期

構造・ 木造一部2階建て 切妻造り妻入り 土蔵造り2階建て 切妻造り妻入り 

見学・ 9〜16時 不定休 300円 *当時

人物・ 現在の令和天皇様が皇太子時代に見学に来られた

最終訪問・ 2024.10 

*国・重要文化財 

*国・重要伝統的建造物群保存地区内 

 

★感想編

 

ここも国の重文ということで、増田で内部見学をするのには欠かせない家でした乙女のトキメキ
まずは玄関土間でご主人に料金を支払うと「
ここは今の天皇様、皇太子時代に来られたのですよ」と宣伝(一生の誉ですよね、自分の家に宮様が来られるとは)まじかるクラウン

 


 

ちょうど中に入ると、おばあさんの方が説明をされていたので、そこに加わりますおばあちゃん
まずは玄関土間からすぐのお部屋ですが、高いところに神棚があり、神様が祀られています神社

 

この神棚の説明と、まるで新潟の村上の町家のような造りの建物なのですが、なんとこれがすでにもう内蔵の中!!
この家は、
増田でも唯一の内蔵の中で現在も生活をされている家ですラブ

2階 表座敷への通路 


表の土間部分が看板建築のように、内蔵の前方にくっついている形で、まずは蔵を建ててから、それを覆うように前面の木造部分を作るのだそうキラキラ
なので、増田では、
蔵は住宅の背後にある倉庫ではなく、住居の主体としての存在なのですね(別の場所で蔵の部屋で寝てみたら、とても静かでよかった)ふとん1

蔵の中は、夏は涼しく冬は暖かいので、豪雪で寒い秋田の冬にぴったりですし、蔵と家が内部で接続されているので、
冬に外に行かなくても蔵との出入りも可能ですOK
そして、二重構造にすることで、風除室のように寒さを遮断できるという、知恵ですよね(それだけ寒さが厳しい地域)おねがい

 

2階の通路から見下ろし 



でも同じ東北でも、内蔵という発想というのはこの秋田独特のもので、やはり
長い冬に雪で閉ざされる秋田で独特の文化が醸成されていったのだろうなというのと、秋田の水分の多い重い雪は漆喰の天敵なので、その雪から建物を守るという意味でも内蔵というのは、いい考えですよねOK

 

すばらしい梁の太い材 豪雪の屋根を支える


そんな説明を受けながら背後の蔵へと進んでいくと、一番奥の文庫蔵では、現在の天皇が皇太子殿下だった際に来られた際のエピソードや、先祖が増田銀行の取締役だったこと、増田が秋田の中でも色々な産業の先駆だったことなど、少しお家のプチ自慢を交えながら「うちが増田で1番!!」というのをしっかりと伝えてくれますニコニコ

 

2階 店蔵の2階の座敷 



なんでも、この家の
文庫蔵が、増田で残る最古の内蔵で1番の古いモデルということですハート
最後に、表側の木造2階部分も見せてくれ、
表の通りを見下ろせる特等席に案内して頂き、ご主人に「14年前にも増田へ来たのですが、そのときはまだこのような

 

観光地化をされていなくて、内部を見れなかったので再訪しました」ということをお伝えできました義理チョコ
確かにこの家は増田で2軒しかない国の重文の家で、実際に生活をされているのはここだけなので、かなり貴重ですラブ

 

2階 表の店蔵の2階 泊まりたいいい部屋

 

ただ、高齢のご夫婦2名しか現在はお住まいでないので、今後はどうなるか心配ですガーン
もちろん、お孫さんの代はいると思いますが、もうこの家や地域にはいない(関東や秋田市や仙台市にいるでしょう)でしょうし、どうなるのでしょうねもやもや

それは向かいの肥料店もそうだったので、今後の増田の課題かも知れませんドクロ
ご高齢で毎日、他人とお話をするのはかなり体と脳にいいと思いますが、立ちっぱなしで足腰大変そうですおじいちゃんおばあちゃん

 

2階の座敷の広縁部分からの景色 


 

この家は国の重文なので、しっかりと保存のお金は国が出してくれますので、それは安心ですよねOK
増田に来られたら、この家は外せないと思うので、しっかりと見学をされてみて下さいハート

内蔵・見学・重文好きの方にもおススメです♪