★全国でも珍しい木造3階建ての明治の郡役所★
場所・ 山形県天童市五日町2−4−8
電話・ 023−653−0631
竣工・ 明治12年10月31日(1879)
構造・ 木造3階建て 瓦葺、漆喰白壁
開館・ 4〜10月 9時30分〜18時
11〜3月 9〜17時 200円 (月)休み
最終訪問・ 2008.07
*山形県・有形文化財
山形県村山地方、県の中央部に位置する天童市にあります![]()
天童市は天童温泉、将棋の駒、天童木工、織田2万石の城下町としても有名です![]()
旧東村山郡役所は、明治11年(1878)に郡制が布かれたことに伴い、東村山郡の郡役所として創建されたもので、翌年10月に落成し、11月16日に開庁しました![]()
創建当時の建物は、3階に塔屋をもつ瓦葺漆喰白壁の洋風建築で、山形県に残るものでは最も古い時期のものに属します![]()
設計や施工は共に不詳ですが、2階にはベランダがあり、彫刻やステンドグラスなども特微になっています![]()
中央には玄関ポーチが突出し、その上のベランダには八角柱や柱頭、唐草模様の膜板などがあり、素朴ですが、独特の意匠になっています![]()
外壁は、白亜の漆喰塗りとなっており、板張りの外壁が多く用いられていた当時の郡役所としては珍しいものです![]()
舞鶴山の高台に位置する旧東村山郡役所の3階塔屋からは、天童市が見渡せます(3階塔屋は非公開)![]()
この建物は、明治14年(1891)の明治天皇東北巡幸の際には、昼食の行在所として使用されました![]()
だからこうして保存のためのお金が出ているので、保存されているのですね
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その後、郡農会、天童町役場、天童市役所、市立図書館など時代に合わせて地域に親しまれて来ました![]()
明治32年以前には2階建に改装されていましたが、昭和47年(1972)山形県有形文化財に指定され、昭和60年(1985)の11月に解体復元工事が完了し、3階建の創建当時の姿が蘇りました![]()
旧東村山郡役所は、現在は「旧東村山郡役所資料館」として使用され、1階は幕末の天童織田藩の時代から、明治、大正、昭和に至る歴史と文化を伝える展示資料館となっています![]()
2階は、明治天皇の東北巡幸の際に行在所としてお休みを取られた部屋で、企画展示室として年に5回から6回の企画展が開催されています
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次は山形市を越え、さらに国道13号を北上して天童市に着きました![]()
天童といえば、将棋の駒の生産と天童木工、天童温泉で有名ですが、今日は洋館を見に来ました![]()
ここから山形、村山地方に入ります![]()
ここより北は初制覇です![]()
「旧東村山郡役所」は国道13号から市街地へ入った、舞鶴山という市の中心にある小高い丘の上にあります![]()
なので階段で登ります![]()
行ってみると入場料200円だったので、写真だけ撮りました![]()
(当時はケチな旅なんです、すみません)
玄関 ファンライト 「旧東村山郡役所」
外観的には木造一部2階建て塔屋付の白亜の擬洋風建築![]()
瓦の赤が基調色になっていて、デザイン的には三島県令系の役所建築でした![]()
内部は改装されています![]()
入口にはアーチ型の欄窓にギヤマン(ファンライト)がはまっていました![]()
雲のような装飾が開智学校系(長野県松本市の学校)![]()
それにしても山形県は「郡役所」の洋館を大切にしていて素晴らしいです![]()
擬洋風の雲ぽい意匠 「旧東村山郡役所」
天童市にこれだけ凝った木造建築ができた背景には、天童の産業といえば昔から将棋の駒と天童木工ですよね![]()
(温泉宿の卓球台など、デザイナーズで作っているそう)
木材を加工する技術に優れた大工さんがたくさんいたから、こういう珍しい木造3階建ての郡役所を作る余裕があったのかなあ、なんて13年後の自分は思いましたね![]()
洋館・郡役所・擬洋風好きの方にもオススメです(^^♪








