武学流枯山水庭園と和洋折衷の擬洋風邸宅が珍しい

場所・ 青森県平川市尾上町猿賀字石林1

電話・ 0172-57-2020

竣工・ 明治35~42年(1902~1911)

施工・ 棟梁 西谷市助

構造・ 木造2階建て

開館・ 4~9月 9~17時 430円 年末年始休業 *当時の情報

    10~11月 9~16時 12~3月 9~15時

最終訪問・ 2011.05 GW

*国・名勝

青森県津軽地方の南部、平川市の尾上町にある世にも不思議な擬洋風建築ですニコニコ

まず、この洋館を建てた「清藤家」というのは、地主階級の家です札束

 


盛美館は、庭園を眺めるために建てた和洋折衷洋式の建物ですゆめみる宝石

和洋と洋風、判然と異なった様式が上下に重なる建物は珍しく、我が国では他に例がないといわれていますラブ

 

独自の景観を持った大胆な建物 屋根と壁の色で統一


この建物は 建築家・西谷市助によって明治41年に設計されましたお父さん
一階は、純和風の数奇屋造りで、贅を凝らした書院からの眺める景観が素晴らしいです乙女のトキメキ

 

2階はほんとに洋館 屋根瓦が和風


二階は、ルネッサンス調を漂わせ、漆喰の白壁に、展望室のドーム屋根、尖塔、棟飾りなどが見事ですラブラブ

 


この建物は、日本庭園と融和した独特の美しさを保ち、本州の最果てに咲いた明治文明開化の面影をしのばせていますラブラブ

 

玄関の家紋をあしらった純和風のガラス窓


                   *

今回、青森県の洋館巡りをするに当たり外せない洋館の一つがここです
ハート
日本の近代建築の本とか明治の別荘建築の本などで取り上げられていて知りましたてへぺろ

 

1階 居間 囲炉裏は寒い青森では必須


ここでは日本中どこを探してもあまり見当たらない、最果ての地ならではの発展を遂げた洋館併用和館建築の一つの形を見ることが出来ましたチョコがけハート

 

1階 次の間 欄間の組子の造作などが素晴らしい


1階が和館、2階が洋館というのは和洋折衷でとても珍しいですチョコがけハート
普通は和館と洋館を並べて建てるところを同じ1つの建物で実現させてしまったという、、、斬新な発想ですねびっくり

 

1階 次の間 数寄屋で組子の造作が素晴らしい家


庭園の内部はお金がかかるので、旦那は車で待っているとのことで私だけで見て来ましたアセアセ
受付で料金を払うとGWだけに「どこから?」と聞かれましたキョロキョロ

 

1階 客間の書院 蜘蛛の巣は珍しい 雪見障子も素敵


基本的にこの庭園が国の名勝で建物は庭園のうちの一つという感じですアセアセ

普通、庭というのは、京都を頂点として、そこから遠くなるごとにレベルが落ちていく、ということだそうですが、ここでは、津軽限定の様式「武学流」を作り上げたことで、国の史跡に指定されたそうですウインク

 

1階 客間 右手が史跡の庭園 欄間の組子も素敵

 

京都風の雅な感じに比べると、「武」というだけに、武骨な感じの力強い、野趣あふれる感じだそうですキラキラ
でも私的には建物が主役ですアセアセ

 

1階 庭園側の廊下の天井


楽しみにしていた建物は庭園を入るとすぐにありましたハート
公開しているのは1階の内部だけで2階の洋間は見ることができなかったのが残念でしたガーン

 

1階 縁側周辺 数寄屋の雰囲気


それでも1階の職人技の意匠をしっかりと鑑賞し、座敷に座って名勝の庭園を鑑賞しましたハート
この庭園は岩木山が借景になっている池泉式のもので一流の職人を呼び寄せて作らせたものだそうですウインク

 

津軽富士を借景に作り上げた「武学流」(山は写らないが)


1階の内部は数寄屋風、2階はルネサンス風というなんとも面白い建築ゆめみる宝石
1階には風呂とWCも残されていて、このWCの大理石風の壁は左官技術で漆喰で造られたものだそうでこれは必見ですキョロキョロ

 

風呂 天井の気抜きが素敵 銭湯や共同湯系


風呂の天井も共同湯のような湯気抜きがあり、傘天井のようで素晴らしいですチョコがけハート
座敷の書院の組子も蜘蛛の巣などいろんなものがあり見応えがありますウインク

 

WC 床は漆塗り 壁も大理石を左官技で再現


これは青森県の邸宅建築の中で好きな方は見逃せないものだと思うので見れて良かったですニコニコ

 

階段 2階は非公開 石壁が独特の左官仕上げ


洋館・名勝・庭園好きの方にもオススメです(^^♪