★武家町の町割りと緑の景観の一体感★
場所・ 岩手県胆沢郡金ヶ崎町西根
電話・ 金ヶ崎町観光協会 0197-42-2710
時代・ 江戸時代以降
構造・ 木造2階建て
最終訪問・ 2010.10 結婚1周年旅
*国・重要伝統的建造物群保存地区
岩手県南部の内陸部にある武家町ですが、観光地化はされていません![]()
東に北上川、西に栗駒山脈の駒ヶ岳山麓大草原を望む金ヶ崎町![]()
城内諏訪小路地区は北上川に面する台地の上にあり、江戸時代に仙台藩の金ヶ崎要害(金ヶ崎城)を囲むように武家町が構成された場所です![]()
伊達氏は領内に21の要害を置きましたが、南部領との境に位置する金ヶ崎要害は、仙台藩北辺の防衛地点でした![]()
17世紀半ばに大町氏が入城し、その家臣団により現在の都市構造ができたと考えられています![]()
地区内の小路は、鉤型や枡形に折れ曲がった城下町特有の形です![]()
サワラヒバやドウダンの生け垣が屋敷を囲み、庭を隔てて寄棟屋根が見えます![]()
屋敷の入口に門を構えることは少なく、生け垣の切れ目を門代わりにしています![]()
しかし、そこから直接奥を見通せないよう鉤型に曲げて通路を造っています![]()
エグネと呼ばれる杉の屋敷林をはじめ、さまざまな樹木が植えられています![]()
屋敷の奥には必ず菜園があります![]()
北辺の防衛拠点として武士たちが自給自足を強いられ、自ら生産も行った名残ではないかと考えられます![]()
武家の町割と生産を伴った緑の景観とが混然一体となっていることが、この地区の魅力となっています![]()
武家屋敷には現在も住民が居住していますが、よく手入れされた生け垣からは築いてきた歴史に対する誇りと、この土地に対する深い思い入れが窺えます![]()
城内諏訪小路地区は、2001年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました![]()
岩手県内では初めての指定です![]()
文化審議会は同地区を「伝統的建造物と自然環境が一体となった歴史的趣」と評価しました![]()
伝建地区選定後、にわかに注目を集め、視察団も訪れるようになりました![]()
見学者への対応を考えた若手有志がグループを結成し、独自の案内パンフレットやHP開設などの活動を始めました![]()
しかし、住民たちは「観光地化はしない」という方向で一致しています![]()
住みやすい環境を維持し、暮らしやすい住宅地を目指す試みに日々取り組んでいます![]()
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奥州市江刺区から金ヶ崎町に向かう途中の農道では東北独特の藁の干し方が見れてこれが新潟の干し方と違くて珍しかったので思わず写真を撮りました![]()
これはここだけでなく東北自動車道の車窓にも福島県~岩手県にかけて見られました![]()
なんだかゲゲゲの鬼太郎に出て来る「子泣きじじい」や片目、片足のお化けが出て来そうで面白かったです![]()
この金ヶ崎の武家町は町の片隅に目立たないようにあり、知らなければ立ち寄ることのない場所です(千葉の佐倉の武家町もそれで見つけられず)![]()
基本的に住宅街で観光地化されていないので当たり前ですが、静かで人気もなかったです![]()
確かに武家町らしく門と庭木で中は見えず、道は鉤型になっていました![]()
昔からの景観を子孫の方が大事に守っているところは感心します![]()
これからもこの景観を維持してほしいと思います![]()
ここまで伊達藩の勢力内だったとは、、、南部藩は現在の岩手県の北部ですね![]()
観光地ではないので見学の際は静かにマナー良くお願いします![]()
武家・町並み・古建築好きの方にもオススメです(^^♪

