街道沿いの旧社家・古民家ギャラリー&CAFE

場所・ 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦1190

電話・ 090-7275-9207(鍋島さん)

竣工・ 江戸時代(1802年)天保

構造・ 木造2階建て P2台

人物・ 岩倉具視他著名人が明治時代に宿泊

メニュー・ コーヒー(紅茶)&抹茶 500円 *当時の御値段
  弥彦のカフェ(喫茶店)としてもご利用ください

営業・ 土・日・祝のみ 3~11月のみ
    10時30分~16時 CAFE 

特徴・元教師の方が建物をしっかりと説明して下さいます
   静かな環境でゆったりとくつろげ、アート鑑賞もできます

最終訪問・ 2014.09 再訪、2017.06 営業確認再訪

*国・登録有形文化財

新潟県の中央部、日本海に面した弥彦村にある旧社家を利用したCAFE兼ギャラリーですコーヒー
「社家」とは神社の宮司さん関係の方の住まういわゆる社宅のようなものとでも言うのでしょうか神社

越後一之宮・弥彦神社ほどの規模ともなるとこういうのがあるのですねびっくり

 

「余韻」 閉館時の様子 営業は土日祝のみ


この建物は旧社家の鈴木家住宅で明治天皇の巡行に同行した岩倉具視大臣、出雲大社の管長が宿泊するなど歴史のあるものですおねがい

 

「余韻」 玄関上の破風、懸魚、式台


明治天皇は明治5年から民情視察のため国内巡幸され、弥彦には1878年(明治11年)9月15日弥彦神社前の行在所に宿泊されました(付近の現在の岩室温泉「高島屋」でもご休憩)zzz
 

 

随行した明治政府の高官右大臣・岩倉具視は、弥彦神社の祀官・鈴木嘉内宅(当時)に宿泊しましたお父さん

 

「余韻」 普通の玄関はこちらから


同宅は1800年代中期(天保以降)頃の建築で、当初は現在の弥彦神社宮司官舎近くにありましたが、1912年(明治45年)の弥彦大火から類焼を免れた後、現在地に移築されました滝汗

 

「余韻」 玄関左側の庭園入口


1882年(明治15年)3月には、鈴木家の醤油倉で大橋一蔵を初代校長として新潟市の明訓高校(ドガベン、甲子園、新潟の私立進学校として有名)が開校しました学校

 

「余韻」 玄関部分 旅籠ぽい雰囲気


後年、その名跡は現在の私立明訓高校に引き継がれています学校
このときの「新潟義塾」は日本3大義塾とも言われたほどだそうです(明治時代の新潟の人口は日本一だった)!!

 

「余韻」 お手洗いのタイルレトロチョコがけハート


また、1884年(明治17年)1月には出雲大社管長・千家尊福が宿泊するなど江戸後期の社家の佇まいが残る数少ない住宅として貴重なものとなっています神社



                *

旧弥彦街道沿いにありますが、現在は道幅の狭い住宅街になっているので
知る人は少ない隠れ家的CAFEですコーヒー
弥彦村もあまり宣伝もせず土日祝のみの営業で一日に10人ほどしか訪れる人はいないそうですお母さん
Pが2台分しかなくて村自体は競輪、温泉、参拝などで沢山の人が来るのにここはひっそりとしています馬

 

「余韻」 1階 廊下 床板も良い素材


隣の家が廃屋のようになっていたのでこの家の土地をPにできればいいのになあ滝汗
でもかえってこういう穴場的な感じの方が私的には好きなのですが、管理人の方からすると「もっと知られてほしい」とのことです晴れ
なので私も「ブログでどんどんアピールして」とのことだったのでUPさせて頂きましたニコニコ

 

「余韻」1階 著名人が宿泊した上段の間


当日は11時過ぎに到着すると管理人の御夫婦が庭を手入れされていました霧
Pは家の前のスペースに2台ほど停めることができるのでここに停めさせて頂きました車

 

「余韻」1階 この左側の書はなんと伊藤博文鉛筆


まずはおじいちゃん「この通りって通ることあるはてなマークあんまりないでしょ」とのことでしたのでお母さん「昔、弥彦燈籠祭のときに神輿を追いかけて通ったことがあるくらいです」と言ったら

 

おじいちゃん「この通りは今は住宅街の路地だけど昔は旧弥彦街道でかなりの数の人が通って賑わったんだよ」とのことでしたびっくり

今でも街道沿いには数件の社家が残ります神社

 

「余韻」1階  欄間の彫刻 江戸末期


現在はほんとに閑静な住宅街の狭い道なので想像も付きませんねびっくり
おじいちゃん「この建物は約210年前の江戸時代の社家で社家がこういう状態で残っているのは全国的にも貴重で来年には国の登録文化財になる予定です」とまずは玄関先で説明(現在は文化財に)おじいちゃん
確かに玄関破風の懸魚や鬼瓦などかなり凝った造りでこれは価値があるなあと思いました目

 

「余韻」1階 客席 以前は予約制の和ダイニング


式台のある格式ばった玄関を上がるとまずは左手の間へ口笛
廊下もかなり雰囲気のある造りで私はこれが見たくて来たので嬉しくなりましたチョコがけハート
 

この間には明治時代に岩倉具視が宿泊し、その後も出雲大社の管長さんや著名人が宿泊したそうですお父さん

(出雲大社は神社界のリーダーか)

 

「余韻」 1階 江戸末期の中国の欄間絵が残る


襖や欄間には江戸末期に描かれた中国の襖絵が描かれ「この時代は中国の文化が最先端の流行りだった」とのことでした中国
 

襖絵は修復はされていないのですが約210年前のものとは思えないほどに鮮やかな赤い色彩が残っていましたカラーパレット
これは神社の杜の中にあり紫外線が当たらなかったためきれいに残ったそうです神社

 

「余韻」 1階 客席 屏風も価値あるもの


しかもなんとこの間にはあの伊藤博文の書が展示され、掛け軸もかなり価値のあるものですびっくり
その他のものは過去に騒動があったときに売り払われ価値のあるものは残っていませんが、この2点だけは守り通したそうですウインク
弥彦のこのひっそりとした社家の中にこんなお宝が眠っているなんて、そしてそれを知ることができて得した気分ですびっくり

 

「余韻」 紅茶とお菓子で500円程度チョコがけハート


この一番左の間から次の間、その向こうが上段の間となっていて現在はCAFEのため絨毯が敷かれテーブルと椅子が置かれていますチョコ
ここはギャラリーでもあるのでアート作品も所々に飾られていますカラーパレット

 

「余韻」 抹茶も頂ける お菓子付お茶500円


その中庭を挟んだ向かいには蔵がありこの蔵の中にも絵画が飾られていますカラーパレット
この蔵の前の空間は天井の小屋組がむき出しになっていて面白い造りでした目

 

「余韻」 1階 蔵への廊下


後は自分たちで2階に上がり甲冑や大広間の屏風絵を鑑賞しましたカラーパレット
階段は江戸時代の建物でかなり急なので気を付けて下さいガーン
2階の廊下も鄙びた雰囲気がありつげ宿チックで好きな感じでしたウインク

 

「余韻」 1階 蔵の入口 裏手になる


ここまで案内して下さった後は飲み物を用意して頂けるのでアートを鑑賞してあとはゆっくりとすることが出来ますお茶
ここで管理人の方と温泉話などで盛り上がり用意してもらった紅茶を飲むタイミングを逃してしまいました(笑)

 

「余韻」 2階 雰囲気ある廊下 大広間に面する


旦那はオススメの抹茶を頂き、ここにクッキーとチョコなどの簡単なお菓子が付きますお茶
この飲み物とお菓子の乗せられた小さなお盆は輪島塗のものだそうです(食器も芸術品)カラーパレット
せっかくだからこれは新潟漆器でも良いかなウインク

 

「余韻」 2階 大広間 金箔の壁!!


ここはCAFEとはいいますがむしろ建物を見学したついでに飲み物を頂けるところと考えた方が良いかもですお茶
弥彦観光の一つとして、観光の足休めにゆっくりとできるところですウインク

 

「余韻」 2階 大広間と屏風 円山応挙作


熱心な説明がどうりでうまいと思った管理人の方はやはり元・高校教師だったそうですおじいちゃん
この方は温泉・ダイビングなど多彩な趣味を持つ方でお話が大好きなようなので、ぜひ趣味の合う方はそちらのお話もしてみて下さいてへぺろ
 

おじいちゃん「また1年に1回くらい顔見せて、みんなにも広めてね」とのことだったので皆様もぜひどうぞ!!

すぐ隣の古民家そば処「大門」もオススメです(土日のみ、昼のみの営業、Pは村営Pへ)チョコがけハート

 

 

社家・古民家・CAFE好きの方にもオススメです(^^♪

 

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★弥彦村のおしゃれCAFE