国宝 「上田市・宗福山・安楽寺」 八角三重塔 1段目は数えない
国宝

 

別所温泉にある珍しい八角三重塔は国宝

場所・ 長野県上田市別所温泉2361

開山・ 天長年間(824~834)樵谷惟仙禅師

竣工・ 鎌倉時代末期(1277~1333) 

構造・ 木造八角三重塔 木造門

料金・ 8~17時、冬期は16時 有料

最終訪問・ 2010.06 上田市4回目

*国宝 八角三重塔

長野県東部、信州の奥座敷・塩田平の1000年の古湯、別所温泉にある国宝のお寺ですパー
安楽寺は天長年間(824~834)に開かれたと伝えられる寺で、鎌倉時代中期には鎌倉北条氏の外護により禅寺として栄え、多くの学僧を育てていました本

しかし北条氏滅亡(1333)後は、寺運も傾いて正確な資料も残りませんが、国宝・重要文化財等多くの文化遺産を蔵して、信州最古の禅寺の面影を残していますクラッカー


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八角三重塔 国宝

この塔は一見、四重塔に見えますが、昭和27年長野県最初の国宝として指定された祈り、初重の屋根は庇に相当する「裳階(もこし)」であるという見解で、裳階付き八角三重塔として認定されましたべーっだ!

建立年代については詳らかではありませんが、安楽寺が鎌倉北条氏の外護によって栄えた寺で、開山・樵谷惟仙(しょうこくいせん)禅師が入宋僧、2世幼牛恵仁(ようぎゅうえにん)禅師が中国よりの帰化僧として住職していた頃、

 

また当地に守護として信州一円に威を張った塩田北条氏が館を構えていた鎌倉時代末期(1277~1333)以外に考えられないというのが定説になっていますひらめき電球

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塔は本来、仏舎利(釈迦の遺骨)を奉安したものですが、中世以後は特定の人物や戦死者の供養のために建てられた例が多く、おそらくこの塔も北条氏の供養塔として建てられたものと考えられますひらめき電球

建築様式は当時、中国宋代の先進技術であった唐様(禅宗様)を用い、扇垂木・弓形連子・詰組など、和様の塔とは違った重厚な佇まいを見せています音譜

八角塔は奈良・京都などに記録として残されていますが、それらが失われた今日、我が国に残された唯一の八角塔であり、禅宗寺院に残る塔としても極めて貴重な遺構ですラブラブ!

なお、参拝の際の注意事項として三重塔は仰いで参拝することが大切で山の上から眺め降ろすものではないそうですアップ
マナーとしては墓地には入らない、草や木を大切に、禁煙など当たり前のことを守って参拝しましょう得意げ

 

「宗福山 安楽寺」 門 けっこう急な階段
寺

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安楽寺は別所温泉の山沿いにあり入口は目立たず、階段から行くとけっこう急ですあせる
ですがその分雰囲気があり、山に溶け込む寺院の門は素敵です(信州の鎌倉といわれるゆえんか)ラブラブ!
料金所から国宝の八角三重塔までは急な境内の階段を上って行くので若いうち、足腰の立つうちに行った方が良いです汗

八角三重塔は他に例のない形なのでこれは国宝ですし見ておいた方が良いと思います音譜
一見、四重に見えますが一段目は庇なので数えないそうですひらめき電球
塔は日影にあり少し寒いですがそれで苔蒸して良い感じの鄙び感がありますグッド!

このお寺も1100年近く前から教育の水準が高く「寺子屋」という文化が当時からあり現代の長野県民が勤勉な理由を見た気がしました本
やはり温泉と合わせた観光地だけあり観光客が沢山いました音譜

塔・寺・温泉好きの方にもオススメです(^^♪