7月18日  (21週と7日目)

再びベッドに戻り
定期的にくる痛みと下痢に耐える

旦那
『看護婦さん呼ばなくていい?大丈夫?すごく痛そうだけど』

私
『大丈夫・・まだまだ生まれない痛みだし。どちらかと言えば下痢の方がいろんな意味でツライ・・それに今看護婦さんを呼んだら無駄に内診されて更に痛い思いをするから呼べない』

22時30過ぎ
1分.2分起きに陣痛の波が来るので
ついにナースコールを押す。

看護婦さん
『内診しますね。旦那さんお部屋の外で待ってて下さい。赤ちゃんはまだおりてないですけど、分娩室の準備は出来てますので いつでも行けますよ。どうしますか?』

私
『まだ時間がかかるなら このままここにいます』

そう言ったものの
これだけ痛いなら
分娩室に行けば すぐに
生まれるんじゃないのかなと思ったが

部屋の方が
旦那も私も自由にできると思い
再びベッドの上で
ギリギリとくるお腹の痛みに耐えた

23時50分
更に激しくなる痛みで
顔が歪む・・・
内診は嫌だけどしょうがない・・・

ナースコールを押し看護婦さんを呼んだ。

看護婦さん
『内診するので旦那さんはお部屋の外に』
私
『私は旦那に居てもらっても大丈夫ですけど』
旦那
『いや部屋から出ていくよ。』

そう言って旦那は部屋から出て
私は内診された。

陣痛の痛みと内診の痛みで
気が遠くなる

看護婦さん
『もう少しかな、旦那さんお部屋どうぞ』

こんなに痛いのにまだなのか・・・
まぁ長女に比べたら震える痛みじゃないもんね・・・
そう思いながら下着を履き
再び痛みと向き合おうとすると

ねじ切られる様な痛みが
お腹を襲い

私
『すいません。凄まじく痛いんですけど』

看護婦さん
『大丈夫。赤ちゃんおりてきてる痛みだから、まだだからね』

私
『いや  この痛みは違います』
『生まれます』

そう早口に告げ
急いで下着を取り
部屋に戻ってきた旦那に下着を手渡した

その瞬間
お腹から子宮めがけて
ボーリングの球が落ちてきたような
衝撃と痛みがお腹を襲い
勢いよく破水し

またすぐに
同じぐらいの衝撃と痛みがきて
メリメリと下半身から出てきた。

旦那『生まれたよ』
私『あっもう・・生まれたんだ・・・』 

看護婦さんが
ナースコールを押し応援を呼んだ
一気に人も増えバタバタとし始める中

看護婦さん
『はい!お母さん赤ちゃん!!』

あたたかいものが私の胃の所に乗っけられた

あたたかい・・・
あっ動いてる・・・赤ちゃん生きてるんだ・・・
しかも想像していたよりずっと大きい・・・
あっ長女に眉毛そっくり  笑

看護婦さん
『まだ赤ちゃん小さいからお母さんの胸までへその緒が届かないから胸の上での抱っこはお母さん少し待ってね』

そう言って
手際よくベッドを動かし分娩室に移動する中


私の上でモゾモゾと赤ちゃんが動く
小さいのにちゃんと指まであって
とても綺麗だった・・・

私『見えるかな?赤ちゃん動いてるよ。』
移動するベッドと並行して歩く旦那に声をかける。

そして
赤ちゃんの頭を撫でながら
『こんなに小さな体で頑張って生まれてきたんだね。ありがとう。本当にごめんね。こんな結果になって・・・お迎えが来てるでしょ?・・・苦しまないように早く上に逝くんだよ』

そう声をかけると

赤ちゃんは
モゾモゾと動き
子猫の様な鳴き声をあげた

とても小さな声だった・・・

続きます。