以前に読んだ武術本で気になるところをメモっておきます(^∇^)


「発勁」

 ブルース・リーが披露したワンインチパンチは、寸勁という詠春拳の拳技を応用したもので、中国武術でいうところの「発勁」の一種です。日本で発勁という言葉を一般化させたのは松田隆智氏です。もともと空手を学んでいた松田氏が個人的に古武術や中国武術を研究し、八極拳の凄まじい発勁の威力のとりこになったそうです。厚いミット越しに軽く突いただけで、受け手が悶絶してしまうのですから・・・。

 しかし、松田氏の(中国武術に関する)著述活動に対して、在来武道家、とりわけ中国武術に比べて力任せの低級な武道であるかのごとく印象付けられてしまった空手師範たちの中には、反感を持つ人もいたようです。ところが日中の国交も回復し、中国武術に関する正確な情報が広まり、松田氏が論述してきた事柄がかなり正確なものであったと知られてきたので、批判的だった人たちも沈黙していったようです。

 松田氏が剛柔流の山口剛玄氏や極真の大山倍達に親しく学び、空手界の重鎮師範方とも親交が深いという事実が知られていったのも、その理由のひとつです・・・。


 私の認識では、中国拳法の発勁も、「基本的には体重を乗せて打撃する」というもので、要は空手道での突きなどと同じような理屈だと思っています。踏み込み方の特徴や、縦拳を多用するなど、競技空手のそれとは違いが見られますが・・・。ただ、極めて近い間合いでも威力を出せる勁の技というものには非常に興味がありますね(^-^)/ 

(↑この認識は、極めて独断と偏見です、ご了承ください!)