メモ第三回です。
・剛柔流の「かきえ」・・・二人一組になり、互いに腕を触れあったあまま攻撃しあい、その際に受け技を強化しつつ、円の動きでの受けのテクニックを習得する鍛錬法。これは衝撃に対していかに負担を少なく受け流すか、いかにスムースに反撃に転じ相手の意識をもコントロールするかなど、いくつもの要素を養う。
・「柔よく剛を制す」・・・もともとこの言葉は一部分で、この後に「剛よく柔を絶つ」という言葉が続く。嘉納治五郎はむしろ「柔剛一体」という言葉で柔と剛のバランスを説いたとされる。
・摩文仁賢和(まぶに・けんわ)・・・(1889~1952)糸東流の開祖。14歳のころ糸洲安恒に入門。19歳の時に東恩納寛量に那覇手を学ぶ。1934年、大阪に空手道場「養秀館」を開設。これを契機に両先生の頭文字をとって糸東流を名乗る。
・ムチミ・・・身体をふるわせ、巻き付き、粘りつくような身体動作のこと。正拳の威力を上げるといわれる。
・ガマク・・・腰の意味。腰を入れることで突きの威力があがる。本来は舞などで使われた言葉。
・チンクチ・・・肩を下げ、腰・脚を締めて、一瞬にして体全体を緊張した状態にする。これをチンクチがかかっている状態という。チンクチとは一寸力とも書き、短距離で大きな威力を出す。
・追い突き・・・足を一歩進めて、踏み出した足と同じ側の拳を突くこと。空手の基本中の基本。この突き方を訓練することによって体重を乗せた突きを身につけることができる。それは、前足を少し踏み出す突きにも応用できる。
・糸東流・・・精神教育に重点を置き、「君子の拳」を標榜、円満な人格の形成・向上を目指した指導を行った。基本鍛錬として巻藁を使用した突き・蹴りや、砂利の上での正拳腕立て伏せなど、肉体鍛錬に重きを置いている。
続く・・・