秋田の桜は今が満開です。
次男坊の最後にみた公園の桜。
今年も一人、みに行ってきました。
次男坊と一緒に、桜の季節になったら「桜をみに行って、コブクロの桜、歌うよー」と約束してました。
声が出しにくくなってきた時、カラオケに連れ出して。
脳に巣食う腫瘍の影響を確認するために
二人で「桜」を熱唱。
それは儚い夢だということは、誰よりも私がわかっていました。
最後の桜の季節、もう外出できるような状況ではなく、大学病院の救急に駆け込む状態が続いた日々。
病院の帰り道、もう身体を起こすことさえできなくなっていた次男坊。
夫の運転で後部座席を倒して、寝ている状態の次男坊を支える私。
自宅に近づき窓の外をみた時、次男坊と遊んだり、自転車の練習をした公園の桜が満開になっていました。
あわてて、次男坊の上半身を抱き抱え、窓の外をみせてあげました。
「桜、見えた?」
私の問いにコックリと頷いてくれた次男坊の姿、今でもはっきりと覚えています。
あと2〜3日もすれば桜の花は散ってしまいます。
今、桜の美しさを見に来ている人たちの多くは葉桜になった姿、葉さえ落ちてしまった姿には見向きもしないのだろうけど、それは次に迎える春に儚くも最高に美しい花を咲かせるための準備期間。
次男坊もいまそんな時にいるのかと思います。
何度も繰り返す、開花と休息、私も同じ繰り返し、いつかまた、その中で必ず出会えると・・・・運命を信じたいです。

