こんにちは。

 

4年前の闘病と先日観たドラマを比べながら書いていて、長くなりまとまりもなくなってますが自分の日記代わりです。

よろしければお付き合いください。

 

次男坊は同じ病死でも父の闘病とは全然違った。

 

脳腫瘍に関して全く無知だった私は最初の手術の後に、余命は1年から1年半、残された時間を大切にしてください、医師からそう告げられてもピンとこなかった。

 

脳腫瘍で手術して何年も健康体の知人がいた。

だからうちの子も、2回目も予定されている手術で取り切れれば大丈夫・・・自分に言い聞かせていた。

 

浸潤する癌細胞。

脳腫瘍の種類はものすごい数で、確かに再発、転移しにくい腫瘍もあるそうだ。

次男坊の脳に巣食った癌細胞は最悪のもの。

目に見える腫瘍は取り除けても目に見えない細胞が広がっていく、そして必ず再発。

 

でも小学生から中学生になり、元気に部活で走り回ったり、楽しそうに友達と遊んで、高校受験に向けて部活の後に塾に通いたいと言い出し、自分でパンフレットをもらいに行く姿を見るとあと数か月で消える命とは思えるはずがなく、本気で奇跡を信じた。

 

再発、再再発。

 

再発は乗り切った、一旦歩けなくなった身体を『リハビリだぁ~!!』

そう言って私につかまり足を引きずりながら一歩一歩。

学校へも部活へも復帰できた。

 

でも再再発。

凄い速さで次男坊の身体の機能を奪われた。

手足が動かなくなり、夜中に声が出しにくくなって辛いと泣いた翌日には話せなくなっていた。

 

食事もとれなくなり経鼻栄養。

 

MRI検査を受けるたびに増えていく癌腫瘍、

放射線治療でも消すことはできず。

 

病気の本性を見せつけられて、自分の無力さを思い知らされた。

 

亡くなる1〜2ヶ月前には表情を変えることさえできなくなり

 

顔の向きさえ自分では変えられなくなった時、次男坊が動かせるのは目だけになってしまった。

 

お世話になった看護助手さんが

「ママのこと好きなら、瞬き2回して!」

次男坊の耳元で言ってくれた。

 

次男坊の目がパチパチラブラブ

うれしくてベットの横にしゃがみこんでボロボロ泣いた。

 

病院から自宅へ移る頃は、大好き、の瞬きのサインさえ出来なくなった。

 

最後は自宅で。

決して良くなっての退院ではなく。

 

14年前にベビーベッドが置かれ、幸せで満ちていた場所には介護用のベッドが置かれ、次男坊はあれほど帰りたかった自宅に戻ってきました。

 

自宅に戻ってきた連絡を入れると中学校の先生が訪ねてきてくれた。

 

ずっと友達のお見舞いを止めて貰っていた。

最後の入院は何度も病室で命がかかった緊急の処置が行われる状態だったから。

 

次男坊の様子を見て、先生から生徒をあわせてもいいかきかれた。

 

それは最後のお別れを次男坊にも友達にもさせてあげたい、そんな思いやりの言葉だった。

 

会話をききながら、次男坊からの視線を感じた。

 

『いやだ。』

 

もう感情も表情も変えることが出来なくなっていたはず。

 

でも先生と、私の会話を聞きながら鋭い視線をこちらに向けていた。

 

次男坊の心の声が聞こえたような気がした。

 

翌日、次男坊が旅立つ日。

 

明日から友達が来るよー、私の言葉にもう一度悲しいような視線を私に向けた。

そして気管支切開のため声も出せないはずなのに嗚咽と涙。

 

放課後、3時30分に同学年の生徒に伝えられることになっていた。

 

学校に連絡して止めてもらおうか迷ったお昼過ぎの容態の急変。

 

バタバタと家族、親戚が集まる中、偶然様子を見に寄ってくれた嘱託の先生(休職中)が中学校に連絡してくれたらしく、放課後の報告はされることなくお世話になった先生たちが駆けつけてくれた。

 

ずっと考えていた。


もっと早く友達に合わせあげるべきだったか、それとも合わずによかったのか。


最後のあの子の姿は、首は切開されてカニューレが取り付けられ、鼻から栄養を取るための管、自分では呑み込めない唾液を吸い取るために口に入れたチューブ。

 

それは一分一秒を生きようとする尊い姿だけど

思春期の子たちには衝撃の強すぎる姿かもしれない。

 

次男坊は笑顔のままみんなの思い出に残りたかったのかな?

 

歩きにくくなっても1時間だけでも・・・・そう言って学校に行って、友達との会話なんか楽しそうに教えてくれていたね。

 

ライオンのおやつショートケーキ

 

ドラマの主人公の女性のセリフに答えがあった気がする。

 

末期がんでホスピスに入所しているとLINEで告白されて

『ライオンの森』に訪ねてきた家族にありがとう。

でももう来ないでほしいと。

 

この先、症状が進み苦しそうな自分ではなく、今の幸せな笑顔の自分を最後に覚えておいてほしいから。

 

次男坊も同じ気持ちだったとしたら

意地悪だった神様も

最後だけは次男坊の願いを叶えてくれたのかな。

 

友達からのメッセージは、笑顔、笑顔、笑顔、の文字がいっぱい溢れていたよ。

 

主人公の女性(雫)が最後にあこがれた地元の青年が雫の旅立つ明け方、島を取り囲む綺麗な自然に向かって叫びます。

 

「また、会いましょう!!」

 

旅立つ人へかける言葉は、さようならではないのですね。

 

演じる役者さん、竜星涼さんの爽やかな声が美しい自然の中に響き渡ってました。

ん?涼さんの声?涼ちゃんの声??

 

うふっニコニコ

 

また会おうね虹