「恐怖の日々 管理入院」
妊娠20週で管理入院。
「全員、男です!」
との衝撃告白のあと、
主治医から
「早めに入院して
みつごちゃんをすくすく育てましょう」
と促され
そんなもんかあ。まだ大丈夫そうだけどなあ。
と思いながらも入院初日。
「入院してしまえば、一安心だね。」
と納得する主人、私と実母。
入院当日11:00
母と病院へ。
入院病棟の大部屋に通される。
ベットが6台。
うーん。私これからここに住むのか・・。
ちょっとブルーな気持ちになる
。
家がいいな。
「お昼ご飯は、
最後の晩餐でランチに行ってもいいですかー?」
と、私のわがままに
担当看護師さん
「はい。どうぞ。美味しいものを食べてきて下いね。
くれぐれも走ったりしないでくださいね」
と優しく答えてくれた。
「そんな大げさな。
まだそんなおなかも大きくないじゃん。」
と、勘違いしていた。
ベットに荷物だけをおろし、母とランチ。
たらふく食べて、のんきに部屋に戻る
私
「戻りましたー。これからお世話になります!」
よっこいしょ。
とベットに横になる。
私の仕事は
早産を回避するための安静。
おなかが張らないようにするための薬を飲み、
消毒と卵膜を強くする薬を投入されるだけ。
そうすれば、無事にみつごは生まれるんだ。
と
軽く考えていた。
世の中そんなに甘くない!
検査開始後
すぐに医師が3人、ばたばた駆け寄ってきた。
何事?
「これは危険です。
切迫早産です。すぐ点滴!」
と私の周りにバタバタと看護師が走り回る。
点滴棒と、
なんだか大げさな点滴を入れる機械をはめられた。
看護師さんに
「お腹が張っていること、わからなかったですか?」
と怖い顔で聞かれる。
私
「ちょっと、きゅーん。って硬くなったりしたけど・・
。」
看護師さん
「それが、張っていることなんですよ。
赤ちゃんが、苦しんでいるんですよ。
まずはおなかを、ぼよぼよにするために点滴しますからね」
私はおなかが張っていたことを知らずにいたのだ。
看護師さん
「この点滴の副作用は、
吐き気や、熱っぽくなること、
頭がぼーっとすることがあります。
氷枕を入れますね」
と、言われたのを聞いたとたん
「きもちわるっ!」
頭が冷たくなると同時に猛烈な吐き気に襲われる。
大部屋についている公共の水道で吐く。
(あー。まだ同じ部屋の入院患者の人たち
に挨拶もしてないのになあ。)
と一瞬頭をよぎる。
しかし、それどころではない
気分の悪さ。
そのあと2回、吐く。
つわりの時でさえ、1度しか吐かなかったのに・・
。
恐怖の入院生活初日は
世の中甘くないことを思い知らされた
思い出深い日であった。
後編へ続く。

