色彩 | 満ちる日々

満ちる日々

仕事,音楽。息子は小学生になりました

春の訪れは,太陽の光と,明るい色彩によって気付かされます.

日の出が早く,日没が遅くなり,晴れた日は日射しが強くなって雲が薄く遠ざかり,穏やかな柔らかい水色の空になる.
蠟梅,猫柳,沈丁花といった木の固い蕾の花が開き,次いで梅が,桃が開き,薄緑の柔らかい新芽が開き,雪柳の白,レンギョウの黄色,桜の淡いピンク,と,柔らかな色彩が一気に溢れてきて春になる.


3.11


3月は雪の残る東北にも春の訪れを感じさせる光が降り注ぎ始めていたことでしょう.

豊かに美しく淡い色彩が齎されるはずだったものを,灰色に,泥の色に塗り込めてしまった震災.


まだ4年,といって差し支えないと思います.阪神淡路から20年経っても,経験した痛みや苦しみは消えることはない.

何かができているわけではないけれど,彼の地のひとに,美しい色彩と光の春が訪れることを心から祈ります.