発達障害・グレーゾーン
子どもの困った行動をおうちで解決!
おうち療育アドバイザー浜田悦子です。
こんにちは!
個別相談を受けてくださったママがこんなお悩みを打ち明けてくれました。
「小学1年生の娘がいます。
失敗や間違えることに敏感で、完璧主義のところがあるなぁと
思ってはいたのですが、
先日、宿題の間違いを指摘したら…
“わたしなんかいなくなっちゃえばいいんだ!”
と泣き出してしまいました。
そんなにきつく言ったつもりはないのですが
ずっと前からこんな風に思っていたのかな?
と、自分の子育てに自信がなくなってしまいました。」
子どもが自分を否定する言葉を聞くのって、
胸にズキっと突き刺さりますよね。
わたしも、息子が休校中に
「死にたい」と言われてしまい、
頭が真っ白になった経験があります。
今日は、
「子どもが自分を否定する言動をした時に試してほしい言葉かけ」
についてお話ししますね。
このブログを最後まで読んでいただくと、
お子さんがネガティブな言動の原因と
子どもの自己肯定感を上げるヒントが見つかるかもしれません。
**
お子さんに
「わたしなんかいなくなっちゃえばいいんだ」
こんな風に言われたら、
焦ったり戸惑って、すぐその言葉を否定したり
そんな言葉が出てしまった原因を
突き詰めたくなってしまいますよね。
また、ショックや悲しさから
「そんなこと言わないで!」と
ママ自身の気持ちを伝えることもあるかもしれません。
それでも、また同じような言動が見られる時は
以下の3つのセリフを試してみてください。
1.(指摘されたことが)嫌だったんだね、ごめんね。
2.せっかく頑張ったのに、間違えると悔しいよね
3.ママにできることあるかな?どうしてほしい?
この3つのセリフには、共感と質問が入っています。
1.(指摘されたことが)嫌だったんだね、ごめんね。
こちらは、ママに指摘されて嫌だった気持ちへの共感です。
発達障害やグレーゾーンの子どもは、
失敗することや間違うことに抵抗を持っていることがあります。
今回は、たまたま宿題を指摘されたことで
バクハツしてしまったのかもしれませんが、
このようなお子さんは日頃から失敗や間違いをしないように
気を張って生活している可能性があります。
まずは、共感することと謝ることで
その緊張を緩めることができるかもしれません。
2.せっかく頑張ったのに、間違えると悔しいよね
こちらも、1に似ているのですが、
自分の感情の理解やコントロールをうまくできない時に有効です。
子どもの気持ちを代弁(共感)することで、
少しずつ自分の気持ちを抱えられるようになります。
失敗や間違えることに敏感なお子さんは
悲しい・悔しい・こわい・寂しいなどの
感情を感じることが苦手です。
ママがそばで言語化してあげることで、
自分の感情に気付き、自分でコントロールできるようになります。
自分の感情を言葉に出せるようになると、
「わたしなんかいなくなっちゃえばいい!」
という言葉が、
「間違えて悔しい!」と、お子さんのそのまんまの気持ちが
言葉に反映されていきますよ^^
ひとって、自分が知っている言葉しか使うことができませんよね。
ママにとってはとっても悲しい言葉ですが、
ほかに自分の気持ちを表現する言葉を知らないから
使っているのかもしれません。
3.ママにできることあるかな?
子どもが自分を否定するような言動をした時、
ママは自分を責めてしまうことがあるかもしれません。
でも実は、子どもとママの間の考え方や捉え方の違いやズレが
そのような言動を引き出していることが少なくありません。
発達障害やグレーゾーンの子どもは、
0か100か?白か黒か?の世界で生きていることが多く
あいまいさや柔軟さがないんですね。
漢字を一画多く書いてしまっても
計算問題を一問だけ間違えてしまっても、
「宿題を全部間違えた!」「全部台無し!」
と感じてしまうことがあるかもしれません。
バツの印が嫌いなお子さんも、多いですよね。
間違いは正していくことも必要ですが、
まずはお子さん意見を聞いてストレスや負担を減らす方法を
一緒に考えていけるといいかもしれません^^
わたしの息子も、間違うことに敏感で
バツを泣いて嫌がったので、
一年生の頃から間違ったところは
青色のペンで◯を付けることにしました。
(小学5年生の今は、赤で×でも大丈夫になりました!)
色々な視点から、
お子さんが安心して宿題に取り組める方法を探してみましょう^^
3歳で自閉症スペクトラムと診断された息子を11年間育てて来ましたが、
「わたしが産んだ子であっても、翻訳が必要だな」
って、思ったんです(笑)
発達が凸凹している分 興味関心はもちろん、
物事の捉え方が自分と違うんだなぁと感じることが多く、
特に、小学校に入学してから増えたように感じます。
でも同時に、きっと息子も
同じように感じているのかもしれませんね。
今この記事を読んでくださっているママも
もしかしたら同じような経験があって
「一年生でこんなこと言っててどうしよう?」
「この先、自己肯定感上がるのかな?」
と、悩んでいるかもしれませんね。
でも今は、新しい環境になじむために
お子さんも必死で頑張っている時期なのかもしれません。
今年はコロナの影響で、
ただでさえイレギュラーが続きました。
子どももママも、新年度を安心して迎えられるように
上記の3点、試してみてくださいね^^
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**掲載していただきました!!**
(ひよこクラブ:2018年3月号)






