片付けは、
「心地よい暮らし」を
目指すことから
始まるのではありません。
探し物をする。
戻すのが面倒。
床のモノが気になる。
そんな毎日の困りごとから、
「どうして、そうなっているんだろう?」
と原因を見つけていく。
なぜ今まで片付かなかったのかを
一緒に見つけ、
その方にできる方法を考えていく。
そんな片付けをお伝えしている、
整理収納コンサルタントの須藤昌子です。
「片付けなんて、できればやりたくない」53歳女性が変わった理由
「できれば、片付けなんて
やりたくないんです」
そんな気持ちを抱えながら、
レッスンに申し込んでくださったのは、
53歳のよりこさん。
これまで、何度も
片付けに挑戦してこられたそうです。
片付けのセミナーにも
たくさん参加しました。
教えてもらった通りに
やってみたけれど、
しばらくすると元に戻ってしまう。
プロに自宅へ来てもらい、
収納の方法を
教えてもらったこともありました。
でも、その方法を続けることが、
だんだん苦痛になってしまったそうです。
SNSや本を見て勉強し、
収納グッズも取り入れてみた。
ところが、紹介されているようには
使えない。
自分の家では
どうしたらいいのかも分からない。
一度はきれいに収まったと思っても、
また収納からモノがあふれてしまう。
そんなことを繰り返しているうちに、
よりこさんにとって
片付けは、すっかり嫌なものに
なってしまいました。
「以前、プロの方に
来ていただくときも、
とにかく憂鬱だったんです」
そんなお話もしてくださいました。
片付けをするたびに、
うまくできない自分を思い知らされる。
だから、できればやりたくない。
でも、このまま
逃げ続けるわけにもいかない。
そんな思いで、
今回のレッスンに参加されたのです。
片付けが嫌いになってしまうのも、無理はありません
私は、よりこさんのお話を聞きながら、
同じような経験をされている方も
少なくないのではないかと思いました。
頑張って片付けたのに、また散らかる。
教えてもらった通りにやっているのに、
続けられない。
そんな経験を何度も繰り返していたら、
「もう、片付けなんてしたくない」
と思ってしまうこともありますよね。
でも、私は、片付けを苦手だと
思い続ける必要はないと思っています。
なぜなら、片付いた家の完成形は、
人によって違うからです。
例えば、テーブルの上に
何も置かれていない家が、
使いやすいという方もいます。
反対に、毎日使う文具は、
すぐに手に取れるように
出しておきたいという方もいます。
どちらかが正しくて、
どちらかが間違っているわけではありません。
それなのに、誰かの家と
同じようにできないことを理由に、
「私は片付けが苦手」
と決めてしまうのは、
少し違うのではないでしょうか。
そんなお話をすると、
よりこさんの表情が少し和らぎました。
「何だか、気持ちが楽になりました」
そうおっしゃって、
笑顔でレッスンを
始めることができたのです。
どうして、今まで片付けがうまくいかなかったのでしょう?
レッスンでは、
まず、よりこさんご自身に、
今まで片付けがうまくいかなかった理由を
考えていただきました。
すると、
「どこに何を入れるか
決められないので、
計画性がないんだと思います」
「忍耐力もないので、
うまくいかないと、
すぐに諦めてしまうんです」
というお返事でした。
よりこさんは、
片付けが続かなかった理由を、
ご自身の性格や能力の問題だ
と考えていらっしゃったのです。
でも、お話を詳しく聞いていくと、
別のことが分かってきました。
それは、片付けで
何を解決したいのかを考える前に、
教わった方法を
実行しようとしていた
ということでした。
例えば、収納グッズを使えば、
きれいに片付くと思っていた。
でも、本当は、
持っているモノの量を減らすことで、
使いやすくなる場所だったのかもしれません。
あるいは、
きれいに収納することよりも、
置き方を変えるほうが、
毎日の手間を減らせたのかもしれません。
ところが、何に困っているのか、
どうなれば
その困りごとが解決するのかを
考えないまま、
教わった方法を
再現しようとしていたのです。
それでは、うまくいかないことが
あっても不思議ではありません。
よりこさんに計画性や忍耐力が
なかったからではなく、
何を解決するための片付けなのかが、
はっきりしないまま進めていたことが
問題だったのです。
「片付けが楽しくなってきました」
そんなことを一つずつ
確認しながら、
レッスンを進めていきました。
すると、よりこさんの言葉にも、
少しずつ変化が表れ始めました。
「片付けが楽しくなってきました」
「何だか、できるような気がしてきました」
今まで、できればやりたくない
と思っていた片付け。
それが、少しずつ
楽しめるものに変わっていったのです。
そして、レッスンを始めて3か月後。
よりこさんは、
ご自身でこんなふうに
考えられるようになっていました。
「文具は、外に出ていたほうが
使いやすいので、出しておきます」
「キッチンのお玉や菜箸は、
出しておくと掃除が面倒になるので、
引き出しにしまいます」
以前のように、
誰かの収納方法を
そのまま取り入れるのではありません。
自分が何を使いやすいと感じるのか。
何を面倒だと思うのか。
そこを考えて、モノの置き方を
選べるようになったのです。
その結果、お部屋は
以前より使いやすく、
散らかりにくい状態になっていきました。
片付けは、何もない部屋を作ることではなかった
レッスンの中で、
よりこさんは
こんなお話をしてくださいました。
「私は、皆さんのおうちのように、
何もない状態にすることが
片付けだと思っていました」
「それに、収納グッズを
使ってきれいに整えることが、
片付けなんだと思っていたんです」
でも、実際には違った。
そう気づいたことで、
「肩の力がすっと抜けて、
楽になりました」
とおっしゃっていました。
私は、この言葉が
とても印象に残っています。
片付けが苦手だと思い、
できればやりたくないと
感じていた方が、
片付けを楽しめるようになった。
それは、片付けの技術を
たくさん覚えたからではありません。
誰かの家のようにする必要はない
と分かり、
自分が使いやすいと思う方法を
選べるようになったからだと思います。
片付けを嫌いなまま、頑張り続けなくてもいい
もし今、片付けをすることが
憂鬱になっているなら、
少し考えてみてほしいんです。
どうして、
片付けが嫌になってしまったのでしょうか。
何度やってもうまくいかなかったから?
教えてもらった方法を
続けられなかったから?
それとも、
SNSで見るような部屋に
できないからでしょうか。
もしそうなら、片付けが苦手だ
と決めつける前に、
今まで何を目指して
片付けてきたのかを
振り返ってみてもいいと思います。
片付けは、何もない部屋を
作ることでも、
収納グッズをきれいに
並べることでもありません。
毎日の生活で
困っていることを減らし、
使いやすくするために行うものです。
だから、文具を出しておいたほうが
便利なら、
出しておいてもいい。
掃除が面倒になるから
調理道具をしまいたいなら、
しまえばいい。
その選択ができることも、
片付けができるということなのです。
ただ、長い間、
誰かの方法を正解だ
と思ってきた方にとっては、
自分が何に困っているのか、
どうすれば解決できるのか
を考えることは、
簡単ではないかもしれません。
自分では当たり前だ
と思っていることが、
片付けを難しくしている場合も
あるからです。
だからこそ、
今までうまくいかなかった理由を
一緒に探し、
何を変えれば
困りごとを解決できるのかを
考えるお手伝いをしています。
よりこさんのように、
「片付けなんて、
できればやりたくない」
と思うほど悩んでいる方にこそ、
片付けに対する気持ちが
変わる経験をしていただきたい
と思っています。
何度も頑張ってきたのに、
うまくいかなかった。
そんなときは、
一人で何とかしようと
頑張り続けず、
ぜひ頼っていただきたいと思います。
【読んでほしい記事】
【お知らせ】
♦お客様が変わらない・・
と悩んでませんか?
その悩みの基は
プロにとっての大事な起点かも!?
公式LINEへ登録いただいた方のみに
体験&説明会詳細をお伝えしますので
まずは
プロの方向けの公式LINEへの
ご登録をお願いします
↓ ↓
〚やらない片付け講座〛
講座の内容はこちらからご覧になれます
【お申込み】LINE登録の上
お申込みください。→こちらから
♦自己紹介は→♡
♦Instagramもやってます→♦
♦耳から聞く毎日5分の片付けラジオ→△










